メキシコ映画『野良人間 獣に育てられた子どもたち』5月21日より日本公開
原題:Feral
監督・脚本:アンドレス・カイザー
出演:エクトル・イリャネス、ファリド・エスカランテ、カリ・ロム、エリック・ガリシア
<2018年/メキシコ映画/カラー作品/101 分>
配給:TOCANA
5月21日 ヒューマントラストシネマ渋⾕、池袋シネマ・ロサ、新宿武蔵野館ほか全国公開
https://nora-ningen.com/
1987年、南西部の都市オアハカ郊外の人里離れた山岳地帯の民家で火災が発生し、家屋は全焼、焼け跡からはまるで獣のような子供3名と大人1名の焼死体と1本のビデオテープが発見された。30年前、そこで一体何が行われ、何が起きたのか?
なぜ、子どもたちは野生化し、どうやって獣のように生きてきたのか?
彼らは被害者なのか?それとも…?
メキシコに伝わる封印された禁断の実話を調査し、徹底したドキュメンタリー・タッチで描いた衝撃の問題作。
2018年ロス・カボス国際映画祭FEPRESCI賞(国際映画批評家連盟賞)、2019年STUFF MX 最優秀国際長編映画賞ほか、多数の映画祭で高く評価されている。
【再放送】アナザーストーリーズ 運命の分岐点 「マラドーナが“神”になった日」
NHK BSプレミアム 5月27日(木)午前8時
2020年末、一人の天才の死が世界を驚きと悲しみに包んだ。サッカー界のスーパースター、ディエゴ・マラドーナ。アルゼンチンが1986年のワールドカップで優勝した時のキャプテンだ。彼が“神”の称号を手にしたゲーム、それは準々決勝の対イングランド戦での2つのゴール、疑惑の「神の手」と伝説の「5人抜き」だ。2つの奇跡の裏にあった真実を相まみえたイングランドのキーパー、シルトンら関係者の証言で明かす。
https://www.nhk.jp/p/anotherstories/ts/VWRZ1WWNYP/episode/te/2WX1MQ3ZG4/
ハイビジョン特集「古代アンデス“第五の文明”~ペルー・カラル遺跡~」
BSプレミアム 5月28日(金) 午後2:35 ~ 午後4:05 (90分)
四大文明と同時期に南米ペルーで栄えた古代アンデス文明。世界遺産・カラル遺跡とベンタロン遺跡を中心に、戦争がなく祈りに満ちた特異な古代文明の謎に迫る。
日時:2021年5月30日(日曜日)11時00分~12時00分(日本時間)
主催:JICA横浜 海外移住資料館
講師:乗松 優(のりまつ すぐる)氏 (京都大学 東南アジア地域研究研究所 連携准教授)
参加申込ほか、詳細: https://www.jica.go.jp/jomm/events/2021/210530.html
京都外国語大学ラテンアメリカ研究所主催 第19回ラテンアメリカ教養講座いま「ラ米映画」が面白い
~映画でひも解くラテンアメリカの世界~ 開催のご案内
【日時】:2021年6月1日より毎週火曜日(全5回)18:00~19:00
【参加方法】:Zoomによるオンライン形式 ※事前申し込み制・参加費無料
ラテンアメリカの映画制作は長い歴史を持ち、20世紀前半以来世界で高く評価されてきました。昨今ハリウッドではアルフォンソ・キュアロン、ギジェルモ・デル・トロなどのメキシコ人映画監督の活躍は目覚ましく、注目を浴びています。
また、キューバ、グアテマラ、ブラジル、チリなどのドキュメンタリー、社会派の映画、コメディー等多彩な映画を通して垣間見ることのできる、制作された国特有の人々の暮らし、その背後にある歴史的、政治・社会的現実の重層性は、私たち日本人にとって全く異質なものであり、だからこそ面白く、魅力的に感じるのかもしれません。
講座では「ラ米映画」を作品として鑑賞するのではなく、現代ラテンアメリカ諸国における映画制作の動向、いくつかの映画のテーマと内容、そこから見えてくる監督たちの問題意識と現実社会のありさまなどについて探っていきます。
6月1日(火) 比嘉世津子(Action Inc.代表)
「ラテンアメリカ映画 ここだけの話」政治と社会を反映し進化する映画の現場
6月8日(火) 丸谷雄⼀郎(東京経済大学経営学部教授)
ネット配信普及でアクセスしやすくなったメキシコ・中⽶映画
6月15日(火) アルベルト・カレロ(ラテンビー映画祭プロデューサー)
「ラテンビート映画祭」を通してみたラテンアメリカ
6月22日(火) 兒島峰(神奈川⼤学准教授)
映画のなかの先住⺠と社会における先住⺠
6月29日(火) 住田育法(京都国語大学教授)
ブラジル映画が魅せるフィクションとノンフィクションの間(はざま)
※事前申し込みが必要です。詳細は、以下のURLをご覧ください。
https://www.kufs.ac.jp/news/detail.html?id=kXYuPOtD
お問い合わせ:
京都外国語大学ラテンアメリカ研究所
〒615-8558 京都市右京区西院笠目町6
TEL: 075-312-3388/Email: ielak@kufs.ac.jp
【再放送】地球ドラマチック「イースター島のモアイ像 巨石文化の謎に迫る!」
NHK Eテレ 6月7日(月)午前0:00 ~ 午前0:45 (45分)
太平洋に浮かぶイースター島。島の至る所に、およそ900体ものモアイ像と呼ばれる巨大石像がある。
重さ数十トン、高さ10メートル以上のものもある石像は、何のために、どのようにして造られたのか。
最新調査から、およそ800年前にこの島にたどりついた人々が建造したことが判明。
彼らは岩石の扱いに詳しい専門家集団で、大規模な水の管理システムも造りあげた。
モアイ像にまつわる数々の謎に迫る!(フランス2020年)
https://www.nhk.jp/p/dramatic/ts/QJ6V6KJ3VZ/episode/te/YZ74P9MGXK/
驚き!地球!グレートネイチャー選「急速隆起!ミステリー山脈アンデス~ペルー~」
NHK BSプレミアム 6月10日(木) 午後0時00分
南北7000キロにもおよぶ、世界最長の山脈アンデスでは、近年、新たな発見が続いている。標高5000メートルに出現した、赤・紫・緑など7色に輝く大地、レインボーマウンテン。一面に広がる石の森。そして水温100度近くという驚きの川。地下で沸騰した水が湧き出し、アマゾンへと注いでいる。インカ文明を生んだアンデス山脈だが、急激に隆起したため生まれたという、不思議な景観を旅しながら、その誕生の秘密に迫る。
【再放送】怪魚ハンターが行く!「大河アマゾンに潜む古代魚」
BSプレミアム 6月10日 午後3:15 ~ 午後5:14 (119分)
全長およそ7000キロ、流域面積は日本の広さの18倍の大河アマゾンには、3000種を超える魚類が生息する。中には1億年以上前から、ほとんど姿を変えることなく生き続ける「古代魚」がいる。水面からジャンプして昆虫を捕獲するというアロワナ、そして空気呼吸によって生き延びてきたとされるピラルクーに挑戦する。アマゾンに40年以上暮らし研究してきたオガワさんとともにボリビアのジャングルまでさかのぼる大紀行。
ルベン・ダリオ物語全集出版記念 渡邉尚人講演『ルベン・ダリオの世界』
日時:6月10日(木)18:30-
日本語
オフライン会場:インスティトゥト・セルバンテス東京(要予約)
オンラインでも開催。詳細は下記をご覧ください。
https://ruben-dario2021.peatix.com/view
講演概要:
ルベン・ダリオ物語全集出版を記念して、ニカラグアの国民的詩人でモデルニズムの巨匠ルベン・ダリオのめくるめく世界を紹介する講演会を開催します。
ニカラグアでの渡邉尚人氏とルベン・ダリオ作品との忘れられぬ出会い、ニカラグア湖の船着き場で出会った少女の詩の朗読から始まります。
そして、ルベン・ダリオを育んだ長い詩の伝統と文化につきニカラグアの文学史をご紹介します。詩人の生涯、文学作品の特徴、日本との関係、4月刊行された物語全集の紹介、最後にルベン・ダリオの詩の朗読で締めくくります。
聞き役に、同じくルベン・ダリオ研究者、日本学術振興会特別研究員PDの棚瀬あずささんをお招きします。
●Rubén Darío
1867年生、1916年没。中米・ニカラグアの国民的作家で、モデルニスム(近代文芸主義)の巨匠。19歳で出国しアルゼンチンの新聞特派員として活躍しながら、詩や散文の創作活動を続け、40歳で凱旋帰国。故郷のレオン市にて49歳で死去するまで、数々の公職も務めた。
●渡邉尚人
1956年(昭和31年)生まれ。東京外国語西語科卒業後、外務省に入省。欧米・中南米公館に勤務、(前)バルセロナ日本国総領事。ニカラグア言語アカデミー海外会員、欧州王立博士アカデミー名誉会員、ルベン・ダリオ世界運動名誉副会長。著書に『ロスト・ファミリー~失われた家族の肖像~』(文芸社)、『葉巻を片手に中南米』(山愛書院)、ルベン・ダリオの翻訳書『ニカラグアへの旅、インテルメッソ・トロピカル』(日本図書刊行会)、『青…─アスール─』(文芸社)、オッペンハイマーの翻訳書『創造か死か』(明石書店)等がある。
アジア環太平洋研究セミナー(ZOOM開催)「独立200年/2021年ペルー選挙 ─分析と今後のみとおし─」:主催:京都大学アジア環太平洋研究ユニット
日時: 6月12日(土) 10:00-12:00
報告:「2021年選挙の全般的分析とその含意」村上勇介(京都大学)
「地方の叛乱か?」(仮) 中沢知史(立命館大学嘱託講師)
めまぐるしく変わるラテンアメリカのなかでも、ペルーは、「一寸先は闇」、「選挙は水物」という政治をめぐる常套句が最もあてはまる国の一つである。
とりわけ、独立200年を迎えた今年の大統領・国会議員選挙(4月11日一次投票、6月6日決選投票)は、そうした「常態」に慣れている同国の国民や観察者にとってさえも「まずありそうにない」と思われた展開・結果となった。
このセミナーでは、ペルー政治を過去30年にわたり観察してきた研究者と、近年の動向を現地でつぶさに分析した若手研究者が、それぞれの観点から今回の選挙過程を振りかえり、参加者の方々と今後のみとおしについて議論する。<*以下続く>
参加を希望される方は、下記連絡先までメールで参加の申し込みをしてください。
送付する際に、アドレスの [at] はアットマークに代えてください。後日、Zoomへの招待を送付します。
連絡先:asiapacific[at]cseas.kyoto-u.ac.jp
<*> ペルーの次期政権は、独立200年の記念すべき2021年から向こう五年、2026年までの任期を担う。これから、ペルー政治の舞台に登場する人々ならびにその観察者は、ラテンアメリカ独立の英雄の一人、シモン・ボリバルが遺した述懐「(ラテン)アメリカは我々にとって統治不可能である」をあらためてかみしめることになるのであろうか。決選投票が終わり次期大統領が確定した直後の開催となるが、参加者の方々とともに考えてみたい。
【再放送】世界一番紀行 世界で一番標高の高い街~ボリビア・エルアルト~
NHK BSプレミアム 6月14日 午後3:50 ~ 午後5:19 (89分)
南米・ボリビアの首都、ラパスに隣接した標高4150mの台地には、人口89万という大きな都市がある。酸素濃度が地表の約3分の2、一日の寒暖差が30度という環境の暮らしとは?体力自慢の俳優・大高洋夫が徹底取材。(初回放送:2009年)
【再放送】古代マヤ大発掘
NHK BSプレミアム 6月17日(木) 午後5:08 ~ 午後6:00 (52分)
密林に埋もれた古代マヤ文明。鉄器を使わずに巨大な石造りの神殿を建造し、太陽の動きに合わせて建物を配置するなど高度な技術力を有していた。しかし、今から1000年以上前に突如文明は衰退、都市はジャングルへと埋もれていった。
なぜ文明は衰退したのか?その謎に迫る大発掘調査が日本人研究者によって始まった。
鍵は、王とともに埋葬された可能性があるヒスイのマスクにあるという。王墓発掘の最前線に密着する。
https://www.nhk.jp/timetable/search/?keyword=%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%83%9E%E3%83%A4%E5%A4%A7%E7%99%BA%E6%8E%98&area=130&service=g1,g2,e1,e3,s1,s2,s3,s4,s5,s6,r1,r2,r3