監督・撮影・編集・録音・プロデューサー:太田光海
出演:セバスティアン・ツァマライン、パストーラ・タンチーマ
撮影場所:アマゾン熱帯雨林(エクアドル共和国)
2020年/120分/日英合作
配給:トケスタジオ
10月2日(土)シアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開
https://www.facebook.com/KanartaFilm/
http://www.imageforum.co.jp/theatre/movies/4622/
セバスティアンとパストーラは、エクアドル南部アマゾン熱帯雨林に住むシュアール族。かつて首狩り族として恐れられたシュアール族は、スペインによる植民地化後も武力征服されたことがない民族として知られる。口噛み酒を飲み交わしながら日々森に分け入り、生活の糧を得る一方で、彼らはアヤワスカをはじめとする覚醒植物がもたらす「ヴィジョン」や、自ら発見した薬草によって、柔軟に世界を把握していく。変化し続ける森との関係の中で、自己の存在を新たに紡ぎだしながら。しかし、ある日彼らに試練が訪れる…。
『カナルタ 螺旋状の夢』は、アマゾン熱帯雨林に住むシュアール族と呼ばれる先住民たちの世界を斬新な手法で追った、新しい時代のドキュメンタリー映画。マンチェスター大学グラナダ映像人類学センター博士課程の学生だった太田光海監督が現地で1年以上の住み込み撮影を単身で行い、国際的なクリエイティブ・チームとともに完成させた。構想から完成まで約7年かかった渾身のドキュメンタリー。
驚き!地球!グレートネイチャー選 「天空に現れた謎の湖~南米 アルティプラーノ」
NHK BSプレミアム 10月7日(木)午後0時
ボリビアとチリにまたがる、標高4千メートルの高原地帯アルティプラーノ。そこは氷河が眠る山岳地帯に囲まれた極乾燥地域、過酷な大自然が数々の色鮮やかな湖を生み出した。
近づいた生きものは帰らないという三色の湖、琵琶湖の十数倍もある青い湖、この30年で干上がった謎の湖、そして純白のウユニ塩原…。
その絶景誕生には、想像をはるかに超えた大地殻変動と、火と水に関わる壮大な地球のドラマが秘められていた。
https://www4.nhk.or.jp/greatnature/x/2021-10-07/10/8171/2170075/
「スタートアップ×国際協力」:社会の変化が激しい昨今、スタートアップのようにスピード感をもってイノベーションを巻き起こし社会課題を迅速に解決しようとする新たなアクターは、国際協力の在り方を大きく変えようとしています。
JICA でも、コロナ禍においてスタートアップとの連携を検討し、様々な取組みを始めています。今回は、米州開発銀行(Inter-American Development Bank:IDB)グループ傘下の IDB Lab と共催で、近年、急速にエコシステムが成長している中南米地域をテーマに、国内外で活躍するスタートアップ関係者を交え、JICA の取組みと今後の展開を紹介させていただきます。是非ご参加ください!
セミナー詳細は、以下リンク先及び添付バナーをご覧ください。
https://www.jica.go.jp/event/ku57pq00000iocps-att/20211007_01.pdf
▼日時:2021 年 10 月 7 日(木)18:30~20:00
▼場所:zoom によるオンライン配信(無料)
▼主催:JICA、IDB Lab(米州開発銀行 IDB グループ)
▼参加方法:以下リンク先の参加申込フォームより、登録をお願いします。
https://minkanrenkei.jica.go.jp/regist/is?SMPFORM=mbme-lfmcnb-b8d1992e860f17e4de6aabf634b06985
▼参加申込締切:2021年10月6日(水)17:00
原題:La cordillère des songes
監督・脚本:パトリシオ・グスマン
撮影:サミュエル・ラフ
出演:フランシスコ・ガシトゥア、ビセンテ・ガハルド、パブロ・サラス、ホルヘ・バラディットほか
チリ、フランス/2019年/85分/スペイン語
日本語字幕:原田りえ 配給・宣伝:アップリンク
10月9日、岩波ホールほかで全国公開
https://www.uplink.co.jp/andes/
1973年9月11日、チリ・軍事クーデター。世界で初めて選挙によって選出されたサルバドール・アジェンデの社会主義政権を、米国CIAの支援のもと、アウグスト・ピノチェトの指揮する軍部が武力で覆した。ピノチェト政権は左派をねこそぎ投獄し、3000人を超える市民が虐殺された。
監督のパトリシオ・グスマンはアジェンデ政権とその崩壊に関するドキュメンタリー『チリの闘い』撮影後、政治犯として連行されるも、釈放。フィルムを守るため、パリに亡命した。「2度と祖国で暮らすことはない」と話すグスマンにとってアンデス山脈とは、永遠に失われた輝かしいチリ=グスマンの夢の象徴である。
インタビューに登場するのは、アンデスの原材料を使って作品を制作する彫刻家のビセンテ・ガハルドとフランシスコ・ガシトゥア。歴史や小説の作家であるホルヘ・バラディッドは、現代のチリの社会・経済構造におけるピノチェトのプロジェクトの継続について語り、音楽家のハビエラ・パラは、子供の頃に目撃した暴力を思い出す。
『光のノスタルジア』(2010年カンヌ映画祭上映)、『真珠のボタン』(2015年ベルリン映画祭上映)からなる3部作の最終話となる本作は、2019年カンヌ映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞(ルイユ・ドール賞)を受賞した。
世界ふれあい街歩き 選「メキシコシティ〜メキシコ〜」
NHK BSプレミアム 10月12日(火) 午前8時~9時
メキシコの首都メキシコシティ。この街の旧市街は広場と大聖堂を中心に、植民地時代の建造物が立ち並ぶ地域が世界遺産に登録されています。20世紀初頭に民主国家となって以降、メキシコシティはアートの街としても有名になりました。街で出会ったのは、壁に絵画を描く人、老後のダンスを楽しむ人、街角で歌う人など、思い思いの芸術を楽しんでいる人たちとふれあう街歩きです!
https://www.nhk.jp/p/sekaimachi/ts/NJVPP9ZYK6/episode/te/M913PX13MG/
世界ふれあい街歩き 選「トリニダー~キューバ~」
NHK BSプレミアム 10月12日 午後8時~9時
カリブ海に浮かぶ島国キューバの古都トリニダー。スペイン植民地時代にサトウキビ貿易で富を築いた大農園主たちの豪邸が残り、当時スペインから運び込まれた無数の石が地面に敷き詰められていて、「時計が止まった街」と称される。伝統音楽にのって踊りを楽しむカップル、築250年の家に暮らしながら先祖が残した足跡を守り続ける住人など、過去を大切にしながら、今を明るく生きる人々と触れ合う。
国際報道 2021
コロナ軽視で波紋 ブラジル・ボルソナロ政権の行方
NHK BS1 10月12日(火)午後10時~10時40分
https://www.nhk.jp/p/kokusaihoudou/ts/8M689W8RVX/episode/te/1GWZ79L8YP/
JICAより、オンライン・セミナーのご案内です。
https://www.jica.go.jp/event/20211019_01.html
1.セミナー背景・目的:
150年以上前から海外に移住した日本人の子孫、日系人は中南米に200万人以上を数え、日本国内にも約30万人が在住しています。国内の日系社会の現状・課題、日系人の日本社会への貢献、共栄共存、日本のあるべき姿などを題材にJICA内外の関係者に情報発信・共有を行い、今後の課題解決に資することを目的としたセミナー、「多文化共生・日本社会を考える」連続シリーズの第3回を開催します。参加費は無料です。
2.講演内容概略(予定):
タイトル:「多文化共生・日本社会を考える」連続シリーズ 第3回「外国人8,000人・多文化共生のまちづくり-可児市とJICA日系サポーターの挑戦-」』
人口10万人に対し、ブラジル人・フィリピン人を中心に外国籍市民が約8,000人の岐阜県可児市。多文化共生のまちづくりに向けて20年以上取り組み続けている可児市国際交流協会が抱える現場の課題を紹介いただきます。なかでも言葉の問題は大きく、打開策に苦心する中でJICAが2020年度から開始した「日系サポーター」制度を活用されています。日本語・ポルトガル語双方に堪能な日系ブラジル人である日系サポーターと協働しながら、在住外国人の言葉の問題に取り組む様子も紹介いただき、多文化共生の未来像に向けて参加者のみなさまと共に考える場になることを願っています。
講演時間約45分、質疑応答時間約30分を予定しています。
開催日時:2021年10月19日(火)10:00~11:20
3.関連リンク
事前の登録が必要です。こちらから、開催日の前日(10月18日)までに登録をお願いします。
申し込みはこちら↓(外部サイト:Zoom) 新しいウインドウで開きます
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_7fyqdFqrRFGjTc3artNqGg?_x_zm_rtaid=UzcsfjqaQ4KkaRS_W7oSeA.1633412380725.2f7a25db2cf4a614f88b644ed439cb8b&_x_zm_rhtaid=145%E3%80%80
ご質問などがあれば、電子メールでJICA中南米部 計画・移住課 木田まで、件名を「10月19日・日系社会セミナーについて」としてお問い合わせください。
メール:5rtpm@jica.go.jp
ベネズエラの文化、そして今を伝える映画を上映するフェスティバル、今年は10/20(水)から11/6(土)までの間、オンラインで開催されます。
長編視聴料金:500円。
詳細は下記をご覧ください。
https://venfilmfestjapan.com/
【配信作品】
「Érase una vez en Venezuela」
監督:アナベル・ロドリゲス
時間:99分
マラカイボ湖から少し離れた小さな島にある村、コンゴ・ミラドール。ここでの生活は以前は魅力的で自由にあふれていたが、昨今の気候変動や政治的腐敗の影響により、人々は村を去り、活気を失っていく。
「塩の息子たち Hijos de la sol」
監督:ルイス・ロドリゲス アンドレス・ロドリゲス
時間: 103分
エバリストはカマラグアスの塩湖で働く一人の老いた労働者だった。彼の死後、最後の願いは息子のエンリケと娘のマリアに初めての儀式を遂行してもらうことだった。息子たちは大人になるということはゲームのようなものと考えていたが、次第に大人として成長していくことをあらがえないことに気づき始める。
「エル・アンパロ El Amparo」
監督:ロベル・カルサディージャ
時間: 99分
1988年、コロンビアとベネズエラの国境沿いにあるエル・アンパロの町で2人の男がアラウカ川の峡谷で起こった14人の仲間が死亡したゲリラ攻撃を生き延びた。軍はゲリラ攻撃の原因は彼ら2人の男たちにあると非難・脅迫をし、独房に収監されている2人を連れ出そうとする。
その他、短編映画を配信。
日時:2021年10月28 日(木) 午前 8:30~10:50
申込み:ブラジル大使館サイト:https://forms.gle/wuBeJNExBehHqNNA8
プログラム:
8:30 開会挨拶 エドゥアルド・パエス・サボイア ブラジル連邦共和国 駐日特命全権大使
8:40-9:10 パネル 1:ブラジルと日本におけるエネルギー転換:戦略的考察
〇経済産業省 (調整中)
〇アレックス・ジャコメリ ブラジル外務省エネルギー鉱物資源インフラ推進局長
「エネルギー転換期におけるエネルギー安全保障へのブラジルの潜在的貢献 戦略的側面並びにパートナーシップ及びエネルギー源の多様化」
〇質疑応答
9:10-9:50 パネル 2: 規制の枠組みと入札ラウンド
〇ロドルフォ・サボイア ブラジル石油・天然ガス・バイオ燃料庁長官
「コンセッションラウンド、契約の種類、天然ガスの可能性と将来の展望」
〇質疑応答
9:50-10:50 パネル 3:移行期のエネルギーとしての天然ガス:ブラジルへの投資機会
〇ブラジル鉱山エネルギー省(調整中)
「新ガス法、インフラ開発の状況と将来のニーズ: 水素製造におけるガス利用の可能性について」
〇チアゴ・バラル Empresa de Pesquisa Energética(EPE)公社 社長 / エロイザ・ボルジス・バストス・エステヴェスEPE 社 石油・ガス・バイオ燃料調査部長
「ブラジルのガス埋蔵量と地質学的潜在性-ブラジル・プレサル油田層探査の技術的側面と特徴」
〇ロベルト・フリアン・アルデンジー ペトロブラス社渉外・サステナビリティ担当エグゼクティブディレクター
「ダイベストメントを含むペトロブラス社の戦略計画 – 日本企業にとっての機会」
問合せ先:
駐日ブラジル大使館 経済部
電話:03-3404-1547
Mail:economico.toquio@itamaraty.gov.br
原題:MONOS
監督:アレハンドロ・ランデス
出演:ジュリアンヌ・ニコルソン、モイセス・アリアス
2019年/102分
10月30日(土)より、イメージフォーラムほかで日本公開
http://www.zaziefilms.com/monos/
世間から隔絶された山岳地帯で暮らす8人の兵士たち。ゲリラ組織の一員である彼らのコードネームは“モノス”(猿)。「組織」の指示のもと、人質であるアメリカ人女性の監視と世話を担っている。ある日、「組織」から預かった大切な乳牛を仲間の一人が誤って撃ち殺してしまったことから不穏な空気が漂い始める。ほどなくして「敵」の襲撃を受けた彼らはジャングルの奥地へ身を隠すことに。仲間の死、裏切り、人質の逃走…。極限の状況下、”モノス”の狂気が暴走しはじめる。
前作「Porfirio」(11/日本未公開)がカンヌ国際映画祭監督週間に出品された新鋭アレハンドロ・ランデス監督の3作目は、南米・コロンビアで50年以上続いた内戦を下敷きにした物語だ。暴力の脅威にさらされ続けたコロンビアの歴史と、外界から遮断された世界で生きる少年少女兵の思春期のゆらめきを重ね合わせ、幻想的な世界観で大胆に描いた本作は、サンダンス映画祭をはじめ世界中の映画祭で喝采を浴びた。さらに、SCREEN DAILYが選ぶ2019年ベスト5では『パラサイト 半地下の家族』などの強豪を抑え1位を獲得、ギレルモ・デル・トロら名だたる映画監督や海外メディアからも絶賛の声が相次いだ。
日本では2019年のラテンビート映画祭で上映され、多くの反響を呼んだ衝撃作だ。
立教大学ラテンアメリカ研究所 オンライン講演会
「メキシコ ベラクルスにおける民衆音楽 口承から大学教育へ」
メキシコ国立ベラクルス大学音楽学部講師であり、ベラクルス州を代表する伝統音楽楽団《トレンウイカニ》のメンバーである音楽家ルベン・メルガレホ氏をゲスト講師に迎え、レクチャーと実演からなるオンライン講演会が実施されます。
メルガレホ氏は、現在ベラクルス大学に整備されつつある伝統音楽専修の学士課程創設のプロジェクトに中核的教員スタッフとして参画しておられます。大学教育における伝統音楽の専修課程はラテンアメリカにおいて先駆的であると同時に、世界的に見ても希少です。
講演では、1970年代まで口頭伝承に依存してきたメキシコ伝統音楽が大学教育に取り入れられ、専修課程設立のプロジェクトに至る歩みを紐解き、高等教育における伝統文化の実践を考察します。実演では、メルガレホ氏が専門とするベラクルスの音楽をはじめ、メキシコ各地の伝統音楽を解説つきで実演紹介します。
■日時
2021年10月30日(土)10:00~12:30(途中休憩 質疑応答を含む)
■場所
Zoomウェビナー
(事前にZoomのアプリケーションのインストールをお済ませください)
詳細、申し込みは下記をご覧ください。
https://www.rikkyo.ac.jp/research/institute/ilas/