イベントカレンダー - 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

イベントカレンダー

10月
9
2021
チリのドキュメンタリー『夢のアンデス』
10月 9 終日

原題:La cordillère des songes
監督・脚本:パトリシオ・グスマン
撮影:サミュエル・ラフ
出演:フランシスコ・ガシトゥア、ビセンテ・ガハルド、パブロ・サラス、ホルヘ・バラディットほか
チリ、フランス/2019年/85分/スペイン語
日本語字幕:原田りえ 配給・宣伝:アップリンク
10月9日、岩波ホールほかで全国公開

https://www.uplink.co.jp/andes/

 1973年9月11日、チリ・軍事クーデター。世界で初めて選挙によって選出されたサルバドール・アジェンデの社会主義政権を、米国CIAの支援のもと、アウグスト・ピノチェトの指揮する軍部が武力で覆した。ピノチェト政権は左派をねこそぎ投獄し、3000人を超える市民が虐殺された。

 監督のパトリシオ・グスマンはアジェンデ政権とその崩壊に関するドキュメンタリー『チリの闘い』撮影後、政治犯として連行されるも、釈放。フィルムを守るため、パリに亡命した。「2度と祖国で暮らすことはない」と話すグスマンにとってアンデス山脈とは、永遠に失われた輝かしいチリ=グスマンの夢の象徴である。

 インタビューに登場するのは、アンデスの原材料を使って作品を制作する彫刻家のビセンテ・ガハルドとフランシスコ・ガシトゥア。歴史や小説の作家であるホルヘ・バラディッドは、現代のチリの社会・経済構造におけるピノチェトのプロジェクトの継続について語り、音楽家のハビエラ・パラは、子供の頃に目撃した暴力を思い出す。

 『光のノスタルジア』(2010年カンヌ映画祭上映)、『真珠のボタン』(2015年ベルリン映画祭上映)からなる3部作の最終話となる本作は、2019年カンヌ映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞(ルイユ・ドール賞)を受賞した。

10月
12
2021
世界ふれあい街歩き 選「メキシコシティ〜メキシコ〜」
10月 12 @ 08:00 – 09:00

世界ふれあい街歩き 選「メキシコシティ〜メキシコ〜」
NHK BSプレミアム 10月12日(火) 午前8時~9時
 メキシコの首都メキシコシティ。この街の旧市街は広場と大聖堂を中心に、植民地時代の建造物が立ち並ぶ地域が世界遺産に登録されています。20世紀初頭に民主国家となって以降、メキシコシティはアートの街としても有名になりました。街で出会ったのは、壁に絵画を描く人、老後のダンスを楽しむ人、街角で歌う人など、思い思いの芸術を楽しんでいる人たちとふれあう街歩きです!

https://www.nhk.jp/p/sekaimachi/ts/NJVPP9ZYK6/episode/te/M913PX13MG/

世界ふれあい街歩き 選「トリニダー~キューバ~」
10月 12 @ 20:00 – 21:00

世界ふれあい街歩き 選「トリニダー~キューバ~」
NHK BSプレミアム 10月12日 午後8時~9時
 カリブ海に浮かぶ島国キューバの古都トリニダー。スペイン植民地時代にサトウキビ貿易で富を築いた大農園主たちの豪邸が残り、当時スペインから運び込まれた無数の石が地面に敷き詰められていて、「時計が止まった街」と称される。伝統音楽にのって踊りを楽しむカップル、築250年の家に暮らしながら先祖が残した足跡を守り続ける住人など、過去を大切にしながら、今を明るく生きる人々と触れ合う。

https://www.nhk.jp/timetable/130/s3/20211010/weekly/now/

国際報道 2021 コロナ軽視で波紋 ブラジル・ボルソナロ政権の行方
10月 12 @ 22:00 – 22:40

国際報道 2021
コロナ軽視で波紋 ブラジル・ボルソナロ政権の行方
NHK BS1 10月12日(火)午後10時~10時40分

https://www.nhk.jp/p/kokusaihoudou/ts/8M689W8RVX/episode/te/1GWZ79L8YP/

10月
13
2021
【駐日コロンビア大使館からのウェビナーのご案内】「コロンビア銅及びリン鉱石ラウンドテーブル」
10月 13 @ 09:00 – 10:30

駐日コロンビア大使館及びコロンビア国家鉱業庁(ANM)共催、「コロンビア銅及びリン鉱石ラウンドテーブル」についてのウェビナー(日本時間10月13日【水】9時より開始)
銅及びリン鉱石のラウンドテーブルでは、最新の戦略的採掘地域の情報や、これらのプロジェクトによって生み出されるビジネスチャンスについて知ることが出来ます。
コロンビアの銅及びリン鉱石の分野における可能性を知る機会を是非ご活用ください。

 日時   :2021年10月13日【水】09:00-10:30
 ウェビナー:「コロンビア銅及びリン鉱石ラウンドテーブル」
 共催   :駐日コロンビア大使館、コロンビア国家鉱業庁(ANM)
 議題   :当日のAGENDAご参照Agenda ENG[PDF]
 参加方法 :Invitationご参照:Invitation Onlyですので申込みをお願い致します。
Invitation Colombian Copper and Phosphates Round[PDF]
(「CLICK HERE」をクリック頂きますと申込みサイトに遷移します)
 問合せ先 : 駐日コロンビア大使館
Tel. 03-3440-6451
http://japon.embajada.gov.co/

10月
16
2021
2021年アンデス文明研究会 オンライン定例講座案内 (2021年10月~12月):「古代アンデスの動物犠牲」:鵜澤 和宏(東亜大学教授)
10月 16 @ 13:30 – 15:00

【日時】 2021年 10月16日(土)13:30~15:00
【講師】  鵜澤 和宏(東亜大学教授)
【テーマ】 「古代アンデスの動物犠牲」
【ご注意】 レコ-ディング(録音)・引用等は不可 
【受講料】 以下のアンデス文明研究会 HP ご参照
https://andesken.jimdofree.com/

【オンライン講座ご参加の方法】

上記の年会費・受講料の支払いの方へは(受領確認後)、受講日の2日前までに講座参加のための Invitation のURL及びID・パスワ-ドをお知らせするので、振込次第、メ-ルで下記宛てにご連絡をお願いします。

https://andesken.jimdofree.com/2021%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E4%BC%9A%E8%B2%BB%E7%B4%8D%E5%85%A5%E3%81%AE%E3%81%8A%E9%A1%98%E3%81%84/

【参加申込メール送付先】

To: andesken55@gmail.com  Cc: kazum.mori@nifty.com

10月
19
2021
JICAオンラインセミナー 「外国人8,000人・多文化共生のまちづくり-可児市とJICA日系サポーターの挑戦-」
10月 19 @ 10:00 – 11:20

JICAより、オンライン・セミナーのご案内です。
https://www.jica.go.jp/event/20211019_01.html
1.セミナー背景・目的:

150年以上前から海外に移住した日本人の子孫、日系人は中南米に200万人以上を数え、日本国内にも約30万人が在住しています。国内の日系社会の現状・課題、日系人の日本社会への貢献、共栄共存、日本のあるべき姿などを題材にJICA内外の関係者に情報発信・共有を行い、今後の課題解決に資することを目的としたセミナー、「多文化共生・日本社会を考える」連続シリーズの第3回を開催します。参加費は無料です。

2.講演内容概略(予定):

タイトル:「多文化共生・日本社会を考える」連続シリーズ 第3回「外国人8,000人・多文化共生のまちづくり-可児市とJICA日系サポーターの挑戦-」』

人口10万人に対し、ブラジル人・フィリピン人を中心に外国籍市民が約8,000人の岐阜県可児市。多文化共生のまちづくりに向けて20年以上取り組み続けている可児市国際交流協会が抱える現場の課題を紹介いただきます。なかでも言葉の問題は大きく、打開策に苦心する中でJICAが2020年度から開始した「日系サポーター」制度を活用されています。日本語・ポルトガル語双方に堪能な日系ブラジル人である日系サポーターと協働しながら、在住外国人の言葉の問題に取り組む様子も紹介いただき、多文化共生の未来像に向けて参加者のみなさまと共に考える場になることを願っています。

講演時間約45分、質疑応答時間約30分を予定しています。

開催日時:2021年10月19日(火)10:00~11:20

3.関連リンク
事前の登録が必要です。こちらから、開催日の前日(10月18日)までに登録をお願いします。
申し込みはこちら↓(外部サイト:Zoom) 新しいウインドウで開きます
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_7fyqdFqrRFGjTc3artNqGg?_x_zm_rtaid=UzcsfjqaQ4KkaRS_W7oSeA.1633412380725.2f7a25db2cf4a614f88b644ed439cb8b&_x_zm_rhtaid=145%E3%80%80

ご質問などがあれば、電子メールでJICA中南米部 計画・移住課 木田まで、件名を「10月19日・日系社会セミナーについて」としてお問い合わせください。
メール:5rtpm@jica.go.jp

10月
20
2021
ベネズエラ映画祭
10月 20 終日

ベネズエラの文化、そして今を伝える映画を上映するフェスティバル、今年は10/20(水)から11/6(土)までの間、オンラインで開催されます。

長編視聴料金:500円。
詳細は下記をご覧ください。
https://venfilmfestjapan.com/
【配信作品】
「Érase una vez en Venezuela」
監督:アナベル・ロドリゲス
時間:99分
 マラカイボ湖から少し離れた小さな島にある村、コンゴ・ミラドール。ここでの生活は以前は魅力的で自由にあふれていたが、昨今の気候変動や政治的腐敗の影響により、人々は村を去り、活気を失っていく。

「塩の息子たち Hijos de la sol」
監督:ルイス・ロドリゲス アンドレス・ロドリゲス
時間: 103分
 エバリストはカマラグアスの塩湖で働く一人の老いた労働者だった。彼の死後、最後の願いは息子のエンリケと娘のマリアに初めての儀式を遂行してもらうことだった。息子たちは大人になるということはゲームのようなものと考えていたが、次第に大人として成長していくことをあらがえないことに気づき始める。

「エル・アンパロ El Amparo」
監督:ロベル・カルサディージャ
時間: 99分
 1988年、コロンビアとベネズエラの国境沿いにあるエル・アンパロの町で2人の男がアラウカ川の峡谷で起こった14人の仲間が死亡したゲリラ攻撃を生き延びた。軍はゲリラ攻撃の原因は彼ら2人の男たちにあると非難・脅迫をし、独房に収監されている2人を連れ出そうとする。

 その他、短編映画を配信。

10月
24
2021
メキシコ大使館よりのお知らせ:「ラティノアメリカーノ2021 チャリティーバザー」
10月 24 @ 10:00 – 15:00

日本・ラテンアメリカ婦人協会では、中南米・カリブ諸国から珍しい民芸品・食料品(コーヒー・ワイン他)などの特産品を集め、在日メキシコ大使館において、新型コロナウイルス感染対策を入念に行いバザーを開催いたします。

中南米・カリブ諸国の各大使館手作りのお料理やお菓子、飲み物など数多く用意されております。当バザーの収益は中南米・カリブ諸国の福祉友好親善の諸事業に充てられます。

バザー入場券は抽選会付きで2,000円で販売しております。抽選会には航空券やホテル宿泊券、お食事券など豪華賞品が含まれており、例年好評を博しております。
バザー入場券、詳細についてはメキシコ大使館までお問合せ下さい。
TEL: 03-3581-1131 Ext. 5004, 5005 E-mail: ambjpn01@sre.gob.mx

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

10月
25
2021
【2021年10月25日~11月5日開催】JICAボリビア事務所からのご案内:「ボリビアから世界へ 第一回国際フェア(Bolivia para el Mundo 1ra Feria Internacional)」
10月 25 終日

南米の中心に位置し、ウユニ塩湖などの観光資源で知られるボリビア。 今般、ボリビア産品・産業の国際化と販路拡大を図るため、世界に向けてオンラインでの国際フェアを開催します。 (日本のみならず、欧米・アジア等、全世界に向けての発信です。)

日程:2021年10月25日~11月05日

主催:ラパス輸出業商工会議所(CAMEX)ボリビアから世界へ国際フェア案内状[PDF]

WEBサイト: http://www.boliviaparaelmundo.com (英語・スペイン語)

YouTube: https://www.youtube.com/user/CamexLP(スペイン語)

参加企業: ボリビアの中小企業を中心に約 80-100 社を予定

⚫ キヌアなどのスーパーフード・健康食品:(アサイー・カムカム・カカオ・コーヒー・ナッツ・ワイン等)
⚫ アルパカ製品・衣類・ハンドメイド・小物類
⚫ 観光業界、工業製品、等

対象: ボリビアのビジネス環境や製品を知りたい方、ボリビア企業とのビジネスに関心のある方(お気軽にサイトを訪問してください。)

参加登録:https://forms.gle/TgVbjwTWaPw3m6C88

言語: スペイン語/英語 (※日本語のサポートが必要な場合は、JICA ボリビア事務所(bv_oso_rep@jica.go.jp)までお問い合わせください。

10月
28
2021
ブラジル大使館他主催オンラインセミナー:「ブラジル石油ガス投資機会セミナー ~ エネルギー転換における天然ガスの役割」
10月 28 @ 08:30 – 10:50

日時:2021年10月28 日(木) 午前 8:30~10:50
申込み:ブラジル大使館サイト:https://forms.gle/wuBeJNExBehHqNNA8

プログラム:
 8:30    開会挨拶 エドゥアルド・パエス・サボイア ブラジル連邦共和国 駐日特命全権大使
 8:40-9:10  パネル 1:ブラジルと日本におけるエネルギー転換:戦略的考察
         〇経済産業省 (調整中)
         〇アレックス・ジャコメリ ブラジル外務省エネルギー鉱物資源インフラ推進局長
          「エネルギー転換期におけるエネルギー安全保障へのブラジルの潜在的貢献 戦略的側面並びにパートナーシップ及びエネルギー源の多様化」
         〇質疑応答
 9:10-9:50  パネル 2: 規制の枠組みと入札ラウンド
         〇ロドルフォ・サボイア ブラジル石油・天然ガス・バイオ燃料庁長官
          「コンセッションラウンド、契約の種類、天然ガスの可能性と将来の展望」
         〇質疑応答
 9:50-10:50 パネル 3:移行期のエネルギーとしての天然ガス:ブラジルへの投資機会
         〇ブラジル鉱山エネルギー省(調整中)
          「新ガス法、インフラ開発の状況と将来のニーズ: 水素製造におけるガス利用の可能性について」
         〇チアゴ・バラル Empresa de Pesquisa Energética(EPE)公社 社長 / エロイザ・ボルジス・バストス・エステヴェスEPE 社 石油・ガス・バイオ燃料調査部長
          「ブラジルのガス埋蔵量と地質学的潜在性-ブラジル・プレサル油田層探査の技術的側面と特徴」
         〇ロベルト・フリアン・アルデンジー ペトロブラス社渉外・サステナビリティ担当エグゼクティブディレクター
          「ダイベストメントを含むペトロブラス社の戦略計画 – 日本企業にとっての機会」

問合せ先:
 駐日ブラジル大使館 経済部
 電話:03-3404-1547
 Mail:economico.toquio@itamaraty.gov.br

10月
30
2021
コロンビア映画『MONOS 猿と呼ばれし者たち』10月30日(土)日本公開
10月 30 終日

原題:MONOS
監督:アレハンドロ・ランデス
出演:ジュリアンヌ・ニコルソン、モイセス・アリアス
2019年/102分
10月30日(土)より、イメージフォーラムほかで日本公開

http://www.zaziefilms.com/monos/

 世間から隔絶された山岳地帯で暮らす8人の兵士たち。ゲリラ組織の一員である彼らのコードネームは“モノス”(猿)。「組織」の指示のもと、人質であるアメリカ人女性の監視と世話を担っている。ある日、「組織」から預かった大切な乳牛を仲間の一人が誤って撃ち殺してしまったことから不穏な空気が漂い始める。ほどなくして「敵」の襲撃を受けた彼らはジャングルの奥地へ身を隠すことに。仲間の死、裏切り、人質の逃走…。極限の状況下、”モノス”の狂気が暴走しはじめる。

 前作「Porfirio」(11/日本未公開)がカンヌ国際映画祭監督週間に出品された新鋭アレハンドロ・ランデス監督の3作目は、南米・コロンビアで50年以上続いた内戦を下敷きにした物語だ。暴力の脅威にさらされ続けたコロンビアの歴史と、外界から遮断された世界で生きる少年少女兵の思春期のゆらめきを重ね合わせ、幻想的な世界観で大胆に描いた本作は、サンダンス映画祭をはじめ世界中の映画祭で喝采を浴びた。さらに、SCREEN DAILYが選ぶ2019年ベスト5では『パラサイト 半地下の家族』などの強豪を抑え1位を獲得、ギレルモ・デル・トロら名だたる映画監督や海外メディアからも絶賛の声が相次いだ。

日本では2019年のラテンビート映画祭で上映され、多くの反響を呼んだ衝撃作だ。