<セミナー背景・目的>
150年以上前から海外に移住した日本人の子孫、日系人は中南米に200万人以上を数え、日本国内にも約30万人が在住しています。国内の日系社会の現状・課題、日系人の日本社会への貢献、共栄共存、日本のあるべき姿などを題材にJICA内外の関係者に情報発信・共有を行い、今後の課題解決に資することを目的としたセミナー、「多文化共生・日本社会を考える」連続シリーズの第4回を開催します。参加費は無料です。
オンライン・セミナー「多文化共生・日本社会を考える」連続シリーズ 第4回「“在日ラティーノ”は終活をするのか? -在日南米日系人の老後と諸課題-」
●開催日:2021年11月26日(金)10:00~11:10
(講演時間 約30~40分、質疑応答時間 約30~40分を予定)
●主催 :JICA
●場所 :オンライン・セミナー(Zoom方式:下部の「関連リンク」よりお申込みください)
●講師:アルベルト 松本(あるべると まつもと)氏(以下の講師紹介参照)
●参加申込みサイト:https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_GiLGpmBYTXObNP39GtpwPQ
・・事前の登録が必要です。開催日の前日(11月25日)までに登録をお願いします。
●講演内容概略(予定)
日本の中高年には当たり前の概念となった「老後」や「終活」。国内約27万人の南米出身者も終活をしているのでしょうか?派遣労働切り、文化の違いなどにより厳しい状況に置かれがちな在日ラティーノは、65才以上人口が約3割という高齢社会国の日本において、どのような老後を迎えるのか。他、日本の日系社会の課題について、アルゼンチンを中心に南米と日本の日系社会を熟知する講師からお話しをいただき、一緒に考えていければと思います。
●<参考外部サイト>:「日本在住の日系人も老後の時期にきたのか」
●<講師紹介> :アルゼンチン日系二世。1990年、国費留学生として来日。横浜国大で法律の修士号取得。97年に渉外法務翻訳を専門にする会社を設立。横浜や東京地裁・家裁の元法廷通訳員、NHKの放送通訳でもある。JICA日系研修員のオリエンテーション講師を勤める他、静岡県立大学、獨協大学でも教鞭を取る。知日家の育成への貢献などの理由により2017年10月JICA理事長より「国際協力感謝賞」を受賞。著書、講演多数。
●ご質問:JICA中南米部 計画・移住課 木田(メール:5rtpm@jica.go.jp)
・・件名を「11月26日・日系社会セミナーについて」としてお問い合わせください。
在パラグアイ日本商工会議所では、「世界の知識を通じた人材育成プロジェクト ~しごと/くらしに役立つ日本の知恵~」をタイトルに9月から12月までに計6回のオンラインセミナーを開催しております。日本から3名、パラグアイやラテンアメリカから4名、計7名の著名な講師をお招きし、問題解決・ビジネス・経済をテーマにご講演いただいております。
最終回となる第6回目の開催予定は以下のとおりです。日々のビジネスや、ビジネス以外でも広く生活に役立つ内容を豊富に盛り込んでおります。 なお、本事業は「海外在留邦人・日系人の生活・ビジネス基盤強化事業」として、在パラグアイ日本国大使館からの支援をいただいております。
※日時は日本時間、テーマは2本立てとなります。
●第6回目: テーマ①「新しいシステムの新しいルール」
講師 フアン・マヌエル・カバルコス氏(Brandon代表)
テーマ②「パラグアイや世界の経済の見通し・現状」
講師 マヌエル・フェレイラ氏(MF Economíaコンサルティング代表)
日時 12月2日(木)朝6時~8時半
【参加方法】
●パラグアイにご興味があり、また6回目のセミナー参加をご希望の方は、以下のリンクから登録をお願いします。登録完了後、ZOOMのアクセスリンクがご指定のメールアドレスに送付されます。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_qx6GfRvHRo2AHKaj3-EJmw
【講演資料】
※日にちはパラグアイの日付となります。
来る12月3日(金)14時30分より、太平洋同盟(北からメキシコ,コロンビア,ペルー、チリの4か国。日本は59か国のオブザーバー国の一つ)セミナー『スタートアップエコシステムにおける投資機会』と題し、ハイブリッドセミナーを開催する運びとなりました。
太平洋同盟のイノベーション分野への投資を誘致し、ビジネスを促進するため、加盟国4ヶ国の政府投資促進機関がスタートアップエコシステムに焦点をあて、ビジネスと投資の機会を紹介いたします。
太平洋同盟とビジネスをするメリットについて説明し、起業家精神、イノベーション、第4次産業革命のテクノロジーの活用促進を目指します。
また、パネルディスカッションとして、太平洋同盟のスタートアップと協業したことのある日本企業に登壇いただき、各社の経験を語っていただきます。
さらに、来年2022年の上四半期には、太平洋同盟のピッチセッションの開催を予定しています。
日程: 2021年12月3日(金)
時間: 14時30分~16時30分(日本時間) 開場:14時~
主催: 太平洋同盟促進機構、日本貿易振興機構(JETRO)、米州開発銀行(IDB)
後援: 海外投融資情報財団(JOI)
言語: 英語・日本語(同時通訳)
形式: ハイブリッドセミナー(オンサイトとオンラインの並行開催)
オンサイト会場: アークヒルズクラブ(ABCルーム)
東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル East Wing 37F (先着順60名)
オンライン: ZOOM申込みされた方に後日、視聴リンクをお送りいたします。
申込方法:こちら↓のサイトでご登録ください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSejUjL8aXDRulQnM3EflkDFMikoOAmQcCsSPtLDea39Fp0dJw/viewform
プログラム他詳細 :添付PDFご参照
登壇予定者 ※敬称略
駐日コロンビア特命全権大使 サンティアゴ・パルド
日本貿易振興機構 理事 小野村 拓志
ソフトバンク・ビジョンファンド パートナー ハビエル・ビジャミサール
コロンビア大使館 商務参事官 / ProColombia フアン・カミロ・ゴメス
チリ大使館 商務参事官 / ProChile ハイメ・リベラ
メキシコ大使館 商務参事官 アドルフォ・ラボルデ
ペルー大使館 商務参事官 フェルナンド・アルバレダ / Promperu
マルイチエアリアルエンジニア株式会社(maec) 代表取締役 酒井 順子
(株) ツクリエシニアマネージャー/インキュベーショングループ 黒澤 直子
ミライ・イノベーションMirai Innovation Research Institute 最高技術責任者 ペナロサ クリスチャン
LEAP ゲームスタジオ:ペルーからのビデオゲームクリエーション LEAP 共同創設者 ミッチェル・バークレー
米州開発銀行 (IDB) アジア事務所 所長 田中 秀
この度、京都外国語大学ラテンアメリカ研究所では、コロラド大学ボルダー校博士研究員市川彰先生をお迎えし、講演会を開催いたします。
市川先生による中米エルサルバドル共和国サン・アンドレス遺跡の発掘資料をもとにした新しい解釈は、英国の学術誌Antiqutyや米国ナショナル・ジオグラフィック・デジタル版に発表され高い評価を受けました。
講演会ではこの新解釈について具体的にお話しいただきます。ぜひこの機会にご参加ください。
【テーマ】「巨大噴火に屈しなかった古代メソアメリカの人々」
【講演者】 市川 彰(いちかわ あきら)氏(京都外国語大学ラテンアメリカ研究所客員研究員・日本学術振興会海外特別研究員・コロラド大学ボルダー校博士研究員)
【日時】 2021年12月3日(金)18:00~19:30
【参加方法】Zoomによるオンライン形式 ※参加費無料(事前申し込みが必要です)
※講演会案内・申し込み方法等、以下のURLをご覧ください。
https://www.kufs.ac.jp/news/detail.html?id=N8xIyYlp
お問い合わせ:
京都外国語大学ラテンアメリカ研究所
〒615-8558 京都市右京区西院笠目町6
TEL: 075-312-3388/Email: ielak@kufs.ac.jp
ポスター:「巨大噴火に屈しなかったメソアメリカの人々」
日時:2021年12月17日(金曜日)19時00分~20時00分(日本時間)
会場:オンラインアプリZoomを使用
主催:JICA横浜 海外移住資料館
講師:フェルナンデス浄賢氏(僧侶)
対象: ご興味のある方どなたでも
参加費:無料
定 員:500名(先着順)
詳細・申し込みは下記をご覧ください。
https://www.jica.go.jp/jomm/events/2021/211217.html
https://www.jica.go.jp/jomm/index.html
ブラジルで生まれ育ったフェルナンデス浄賢さんは、縁あって若い頃にブラジルの寺院で仏教に出会い、日本での修行を経て僧侶になりました。その後、ブラジルの寺院で活動をされていましたが、その功績が認められ、さらなる修行の機会を得て2016年に再来日。二度目の修行中は、多くの修行僧の中でリーダー役も務め、現在は信仰する宗派の研究機関で活躍されています。
フェルナンデスさんから見た日本、ブラジル、そして日系社会はどのようなものなのでしょう?そして、日本では「仏教の僧侶=日本人」という観念が根強い中、外国人僧侶としての活動を通じて感じたことは?また、活動中に遭遇した衝撃の事件とは?
講演会では、フェルナンデスさんに異文化に飛び込んで体感したブラジル日系社会、日本社会について語っていただきます。
古代アメリカ学会では、2020年度科学研究費補助金研究成果公開促進事業として、第3回公開シンポジウム「まなぶ、たのしむ南北アメリカの古代文明―研究成果から学びの場へ―」を2021年12月19日(日)ならびに12月26日(日)の2回にわたってオンラインで開催いたします。
南北アメリカ大陸には、実にユニークな古代文明の展開がありました。未知や謎という言葉で語られることの多かったこの文明は、研究者による発掘調査とさまざまな分析によって日々新しい成果が生まれ、その実像が明らかになりつつあります。
このシンポジウムでは、一線で活躍する研究者が最新の成果をわかりやすくご紹介すると同時に、食、マンガ、博物館など身近なテーマとの関連もとりあげながら、中学や高校での歴史教育への活用可能性を探ります。
2021年オンライン開催
第1回:12月19日(日) 14:00-17:00
第2回:12月26日(日) 14:00-17:00
第1回 12月19日(日)
1. メソアメリカの古代文化(井関陸美・明治大学教授)
2. メソアメリカに行って古人骨と語り合ってみた
ーもう一つのマヤ考古学ー(鈴木真太郎・岡山大学講師)
3.〈学習/マンガ〉の可能性(伊藤遊・京都精華大学国際マンガ研究センター特任准教授)
4. 博物館とメソアメリカ(村野正景・京都文化博物館学芸員)
5. メソアメリカ教育の実践(多々良穣・東北学院榴ケ岡高等学校教諭)
6. ディスカッション
第2回 12月26日(日)
1. ワリとインカ:アンデスにおける帝国をめぐる新たな発見(松本雄一・山形大学准教授)
2. 科学で探るアンデス文明(瀧上舞・山形大学学術研究員)
3. アンデス文化の敷居を低く―門外漢による気楽なマンガ的世界(芝崎みゆき・画文業)
4. アンデスにおける「遺跡博物館」の成果と課題 ~ペル-・アンコンでの活動経験を中心にして
(市木尚利・立命館大学環太平洋文明研究センター・プロジェクト研究員)
5. ペルーの台所:食文化からみるペルーの多様性と変化(佐々木直美・法政大学教授)
6. ディスカッション
【お問合せ】
古代アメリカ学会事務局(専修大学生田キャンパス10号館(10602)井上幸孝研究室内)
〒214-8580 神奈川県川崎市多摩区東三田2-1-1
メールアドレス:info@americaantigua.org
URL:http://americaantigua.org
古代アメリカ学会では、2020年度科学研究費補助金研究成果公開促進事業として、第3回公開シンポジウム「まなぶ、たのしむ南北アメリカの古代文明―研究成果から学びの場へ―」を2021年12月19日(日)ならびに12月26日(日)の2回にわたってオンラインで開催いたします。
南北アメリカ大陸には、実にユニークな古代文明の展開がありました。未知や謎という言葉で語られることの多かったこの文明は、研究者による発掘調査とさまざまな分析によって日々新しい成果が生まれ、その実像が明らかになりつつあります。
このシンポジウムでは、一線で活躍する研究者が最新の成果をわかりやすくご紹介すると同時に、食、マンガ、博物館など身近なテーマとの関連もとりあげながら、中学や高校での歴史教育への活用可能性を探ります。
2021年オンライン開催
第1回:12月19日(日) 14:00-17:00
第2回:12月26日(日) 14:00-17:00
第1回 12月19日(日)
1. メソアメリカの古代文化(井関陸美・明治大学教授)
2. メソアメリカに行って古人骨と語り合ってみた
ーもう一つのマヤ考古学ー(鈴木真太郎・岡山大学講師)
3.〈学習/マンガ〉の可能性(伊藤遊・京都精華大学国際マンガ研究センター特任准教授)
4. 博物館とメソアメリカ(村野正景・京都文化博物館学芸員)
5. メソアメリカ教育の実践(多々良穣・東北学院榴ケ岡高等学校教諭)
6. ディスカッション
第2回 12月26日(日)
1. ワリとインカ:アンデスにおける帝国をめぐる新たな発見(松本雄一・山形大学准教授)
2. 科学で探るアンデス文明(瀧上舞・山形大学学術研究員)
3. アンデス文化の敷居を低く―門外漢による気楽なマンガ的世界(芝崎みゆき・画文業)
4. アンデスにおける「遺跡博物館」の成果と課題 ~ペル-・アンコンでの活動経験を中心にして
(市木尚利・立命館大学環太平洋文明研究センター・プロジェクト研究員)
5. ペルーの台所:食文化からみるペルーの多様性と変化(佐々木直美・法政大学教授)
6. ディスカッション
【お問合せ】
古代アメリカ学会事務局(専修大学生田キャンパス10号館(10602)井上幸孝研究室内)
〒214-8580 神奈川県川崎市多摩区東三田2-1-1
メールアドレス:info@americaantigua.org
URL:http://americaantigua.org
ご講演をいただく眞銅竜日郎前大使は、約3年6ヵ月の駐ウルグアイ大使としてのお務めを終え、2021年10月に帰任されました。日本・ウルグアイ関係の発展にとり実りの多い時期にご在任され、将に現場でその動きに当事者として関わってこられました。2018年12月日本の総理として初めて安倍首相がウルグアイを訪問、2021年1月にはガット・ウルグアイラウンド閣僚会合以来、外務大臣としては35年振りとなる茂木外相の訪問がありました。また、2021年は両国の外交関係樹立100周年で様々な記念イベントが開催された、節目の年でもありました。翻って2019年には日本・ウルグアイ租税条約署名が行われ、両国の牛肉の相互輸出が実現しています(租税条約は本年7月発効)。
内政に目を向けると、2020年3月に中道右派の国民党ラカジェ・ポウ大統領が就任、15年続いた中道左派の拡大戦線(フレンテ・アンプリオ)からの政権交代を果たしましたが、拡大戦線は国会では第一党を維持、国民党は連立によって政権運営に当たっています。コロナに関しては、2021年央の一時期、感染者数が増えたものの、政府による迅速なワクチン接種の実施により、既に三回目接種が開始されています。
ウルグアイは、民主主義の安定性は中南米随一とも言って良く、2012年来、一貫して格付けは投資適格であり、国民一人当たりGDPは中南米トップの親日国でもあります。また、メルコスール構成4か国の一つですが、対外経済関係の多角化に以前より積極的で、2021年7月には、メルコスールの連帯は重視しつつも、域外国との貿易協定締結に向けた交渉開始を単独で検討すると発表し一石を投じています。
「世界一貧しい大統領」と言われたホセ・ムヒカ元大統領、タバレ・バスケス前大統領、ラガジェ・ポウ現大統領と三代の大統領と面談を重ね、信頼関係を構築した眞銅大使だからこその素顔のウルグアイを知る貴重な機会ですので、奮ってのご参加をお待ちしています。
尚、今回は初のハイブリッド形式での講演会で、会場は万全のコロナ感染症対策を施した上で、限定30名の方の入場が可能です。それ以外の方はZoomでの視聴となります。
詳細は添付案内文(PDF)をご覧下さい。
20220128_眞銅前ウルグアイ日本国大使_講演会案内[PDF]
日時 | 2022年1月28日(金)10:00-11:30 |
---|---|
形式 | 会場での講演 / Zoomウエビナーによるハイブリッド |
場所 | 新橋フォーラム (東京都港区新橋1-18-21 第一日比谷ビル8F 電話:03-5843-9169) |
講師 | 眞銅 竜日郎 前駐ウルグアイ日本国特命全権大使 |
主催 | 一般社団法人ラテンアメリカ協会 |
参加費 | 法人会員2,000円、個人会員1,000円、非会員3,000 円(会場/Zoom視聴とも同額)、海外からの視聴、学生は無料 |
申込期限 | 2021年1月21日(金) |
※会場は先着順30名までです。それ以外の方はZoom視聴となります。
お申込み
下記Webサイトより2021年1月21日(金)までに、お一人ずつご登録ください。お早めにお申込み頂ければ幸いです。
https://latin-america.jp/seminar-entry
お問い合わせ
一般社団法人 ラテンアメリカ協会事務局
〒100-0011東京都千代田区内幸町2-2-3日比谷国際ビル120A
Tel: 03-3591-3831、E-mail: info@latin-america.jp
日時:2022年1月28日(金曜日)19時00分~20時00分(日本時間)
会場:オンラインアプリZoomを使用
主催:JICA横浜 海外移住資料館
講師:片山 恵 氏(国際交流基金ブダペスト日本文化センター)
対象:ご興味のある方どなたでも
参加費:無料
定 員:500名(先着順)
詳細・申し込みは下記をご覧ください。
https://www.jica.go.jp/jomm/events/2021/220128.html
https://www.jica.go.jp/jomm/index.html
第二回JICA海外移住論文の「エッセイ・評論部門」の最優秀賞受賞者講演会が開催されます。
世界最大のサンバの祭典といえば、ブラジルのカーニバル。煌びやかな衣装に身を包んだダンサー、豪華絢爛なパレードが観客を魅了します。
2020年にブラジル在住だった片山恵さんは、幸運にもサンパウロのカーニバルに出場する機会を得ました。
このチームの山車の一つで表現されていたのは、華やかなイメージとは対照的な、広島や長崎の原爆投下のシーン。それを見た在住ブラジル日本人や日系人と、主に日本の人々の間で、賛否両論が巻き起こります。
皆さんならどう感じますか?
今回の講演会では、最優秀受賞作のエッセイ「知識の力 -カーニバルから見たブラジルと日本-」を執筆した片山恵さんに、演者として体感したカーニバルの魅力を、現場の声や写真を交えて伝えていただくとともに、原爆の山車の演出を巡って意見の相違が生じた要因を日本とブラジル双方の立場で考察し、異文化理解の一例としてご紹介いただきます。
ジェトロ・アジア経済研究所が発行するラテンアメリカの情報分析誌『ラテンアメリカ・レポート』Vol.38, No.2を2022年1月31日に学術誌の電子プラットフォームJ-STAGEで公開します。
1月31日より下記サイトにて無料でご覧いただけます。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/latinamericareport/-char/ja
今号では下記の論稿6本、現地情勢報告1本、資料紹介5本を掲載します。
<論稿>
「多層的な政治問題に苛まれるラテンアメリカ政治」
「コロナ禍のエクアドル大統領選挙―ラッソ右派政権の誕生と政策課題」
「エルサルバドルにおける司法の危機と専制化の予兆」
「ベネズエラをめぐる大国の政策対応と思惑―米国・中国・ロシア」
「ラテンアメリカにおけるジェンダー・クオータの機能―女性議員比率の上昇とその効果」
「ブラジルの性的マイノリティをめぐる権利保障」
<現地情勢報告>
「ラテンアメリカの学術情報プラットフォームの活動」
また、上記の論稿のうち4本と現地情勢報告に関して、執筆者自身が論稿の魅力を語るオンライン講座を開催します。レポートをご一読のうえ、是非ご参加下さい。
https://www.ide.go.jp/Japanese/Event/Seminar/220203.html
開催日時:2022年2月3日(木)10:00~11:15 (日本時間)
※質疑応答、議論の状況によっては終了時間を超えて延長する可能性があります。
会場:オンライン(ZOOMビデオウェビナー)
講演内容・講師:
10:00-10:05 清水 達也(ジェトロ・アジア経済研究所)『ラテンアメリカ・レポート』 Vol.38, No.2の概要の紹介
10:05-10:15 上谷 直克(ジェトロ・アジア経済研究所)「多層的な政治問題に苛まれる中南米政治」
10:15-10:25 木下 直俊 (国際金融情報センター)「コロナ禍のエクアドル大統領選挙―ラッソ右派政権の誕生と政策課題」
10:25-10:35 笛田 千容 (駒澤大学)「エルサルバドルにおける司法の危機と専制化の予兆」
10:35-10:45 坂口 安紀 (ジェトロ・アジア経済研究所)「ベネズエラをめぐる大国の政策対応と思惑―米国・中国・ロシア」
10:45-10:55 村井 友子(ジェトロ・アジア経済研究所)「ラテンアメリカの学術情報プラットフォームの活動」
10:55-11:15 質疑応答
お申込み方法:以下のURLにアクセスしてお申込みください.
https://www.jetro.go.jp/customer/act?actId=B0060301L
お申込み締め切り:2022年2月1日(火曜)13時00分
※ただし、配信可能人数に達した場合、事前に締め切らせて頂きます。
参加費:無料
ブラジルと中国の間の外交関係等を調査・フォローしてきた在ブラジル日本大使館専門調査員(在任期間:2018年12月―2021年12月)の高橋亮太氏による講演会です。
<ラテンアメリカ協会事務局捕捉説明:高橋亮太氏は日本へご帰国後、当協会の関係研究所である「ラテンアメリカ・カリブ研究所」の研究員となられました>
ボルソナーロ政権になってブラジルの対中関係も緊張する場面など様々な動きがありましたが、ブラジリアという政治の現場で直接観察されてきた高橋氏から、「ブラジルと中国の外交・経済関係〜最近3年間の動向」についてお話し頂く機会を設けましたので、奮ってご参加頂きたく、ご案内致します。
日本ブラジル中央協会案内サイト(申込みサイト兼用):https://nipo-brasil.org/archives/event/lec20220225/
講演者 :高橋亮太 前在ブラジル日本大使館専門調査員
演 題 :「ブラジルと中国の外交・経済関係〜最近3年間の動向」
日 時 :2022年2月25日(金)10:30~12:00(日本時間)
開催方式:ZOOMウェビナー
前々日までにURLをお知らせします。
参加費 :会 員(法人会員の在ブラジル子会社も含む) 無料
学生会員 無料
(日本ブラジル中央協会)非会員 1,000円
お問合せ:日本ブラジル中央協会 事務局
info@nipo-brasil.org
ブラジルではオミクロン株の感染拡大、コロナ禍で経済が打撃を受けるなかでの物価上昇、10月の大統領をはじめとする選挙を見据えた政治的な動きなど、注目すべき変化が最近みられています。特に近年のブラジルでは、保守で右派のボルソナロ政権の誕生やキリスト教福音派の勢力拡大により、家族のあり方や倫理観への関心が高まっています。そのため、これらの変化と深く関わる女性や性的マイノリティへの着眼は、今年の選挙を含めブラジルの動向を理解する上で重要となっています。
本講座では、2022年1月末に発行された『ラテンアメリカ・レポート』のなかから、女性と性的マイノリティという社会的弱者に関する2つの研究成果をもとに、ブラジルの政治・経済・社会の最近の動向について解説します。
日程 | 2022年3月10日(木)10時00分~11時15分 |
---|---|
会場 | オンライン(Zoom ビデオウェビナー) |
プログラム |
|
案内サイト | https://www.ide.go.jp/Japanese/Event/Seminar/220310.html |
申込みサイト | https://www.jetro.go.jp/customer/act?actId=B0060570U |
『ラテンアメリカ・レポート』掲載サイト | https://www.jstage.jst.go.jp/browse/latinamericareport/list/-char/ja(無料ダウンロード可) |