【日時】BSプレミアム 8月8日(火) 20:00~20:59分(再)
【語り】松田洋治
【撮影時期】2015年3月
http://www6.nhk.or.jp/sekaimachi/archives/arukikata.html?fid=150505
平素、当協会の諸活動に格別のご支援とご協力を賜わり厚く御礼申しあげます。
さて、時事通信社サンパウロ支局長としての4年半の勤務を終え、6月末に帰国された辻 修平記者をお招きし、ラテンアメリカ各国の最新状況をご講演いただきます。
辻記者は、現地滞在中、W杯やオリンピックの開催、大統領弾劾に至る激動に直面したブラジル国民の底力に焦点を当てて取材されました。キューバに何度も足を運び、米国との国交回復を通じて歴史的な変化を遂げる共産主義国の実情も目の当たりにされました。アルゼンチンの政権交代、コロンビア内戦の和平などを直接現地で取材された経験もお持ちです。そのいずれも、長年培った社会部記者としての経験を生かし、国民視線に立った記事を書いて来られました。
今回、辻記者からは4年半のラテンアメリカ特派員経験の総括という趣旨でご講演をいただきます。日頃聞けないお話が聞ける絶好の機会ですので、是非奮ってご参加いただきたく、ご案内申しあげます。
【1.日時】2017年 8月 9日(水)15:00~16:30
【2.会場】日比谷国際ビルB1 会議室(日比谷国際クリニック検診センター右隣)
東京都千代田区内幸町2-2-3 Tel.: 03-3591-3831
【3.講演題】「変貌する情熱大陸 =社会部記者が見たラテンアメリカ=」
【4.講演者】時事通信社前サンパウロ支局長 辻 修平 記者
【5.参加費】会員 2000 円、非会員 3000 円 / 大学院・大学生 無料
【6.申し込み】下記Webサイトより平成29年8月7日(月)までに、お一人ずつご登録ください。
URL: https://latin-america.jp/seminar-entry
※先着順 50 名までです。お早めに下記事務局へお申込み下さい。
【7.詳細チラシ】こちらをクリック
【お問合せ】
一般社団法人 ラテンアメリカ協会事務局
〒100-0011東京都千代田区内幸町2-2-3日比谷国際ビル1(120A)
Tel:03-3591-3831 Fax: 03-6205-4262 E-mail: info@latin-america.jp
【日程】2017年8月13日(日)
【時間】11:00~18:00
【場所】墨田区立隅田公園
【入場】無料
【主催】ボリビアフェスティバル実行委員会
http://boliviafestival.com/
【日時】 2017年8月19日(土)
【講師】 加藤 泰建(埼玉大学名誉教授)
【テーマ】「南米アンデスの都市(古代都市)の話」
【場所】 東京外国語大学本郷サテライト 5階
地下鉄丸ノ内線・大江戸線「本郷三丁目」駅から徒歩3~5分
JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅から徒歩8~10分
http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html
【受講料】入会案内はメールで、「名前」「住所」「電話番号」
および入会ご希望の旨をお知らせください。
メールのあて先:andes@r5.dion.ne.jp
入会金:1000円
年会費:4000円(毎年4月更新)
定例講座受講料:6000円(3カ月)
【試受講制度】
非会員の方が特別に定例講座を受講されたい場合、1回 3000円で試し受講することができます。
今般駐日パナマ共和国大使館は、元パナマ貿易産業大臣のジセラ・アルバレス・デ・ポーラス氏、及び不動産業専門家のホセ・ボイド氏の来日に際し、「パナマのフリーゾーン・パナパーク」のプロジェクトに関するセミナーを、米州開発銀行(IDB)アジア事務所及び一般社団法人ラテンアメリカ協会(JALAC)の共催の元、開催する運びとなりましたので、ご報告いたします。
詳細以下のとおりです。
【開催日】 2017年8月24日(木)
【場所】米州開発銀行(IDB)アジア事務所
千代田区内幸町2丁目2-2 富国生命ビル16階
【時間】 16:00~17:30(開場:15:30)
【詳細チラシ】(PDF)こちらをクリック
【お申込み用紙】】(Word)こちらをクリック
フリーゾーンとは関税免除などの特典が与えられた自由貿易地帯です。
⇥
フリーゾーンでは、商品の輸出や国内供給の他、国際貿易に関連するサービスの提供も行われています。この地帯では、関税の免税に加え、移民や労働制度の緩和などの奨励制度が適用されます。
今回のセミナーの事例であるパナパークは、産業、ロジスティクス、そしてサービス業界を目的とし、内部には労働者のための商業及び住居施設を装備した自由貿易地帯で、現在その建設中の段階にあります。首都パナマシティーの東部に位置し、トクメン国際空港及び近年中に開通される地下鉄2番線へ良好なアクセスを有します。
多くの日本企業が投資の多様化を模索する昨今、このパナパークはそのニーズを満たす投資先として注目されるであろうと思料されます。
セミナー当日は、上記代表者2名によるプロジェクトのプレゼンテーションの後、同ビル内地下一階のレストラン・ラ・ベルデにてネットワーキングカクテルパーティーが17時30分より開催されます。
皆様の同セミナーへのご参加を是非お待ちしております。セミナー及びカクテルパーティーへのご参加を希望される方は、駐日パナマ共和国大使館商務部アシスタント杉山(Tel. 03-3505-3661; Fax 03-3505-3200)までご連絡ください。参加希望のお返事の締め切りは8月11日となっていますが、会場(50名)が埋まり次第、受付を閉じさせて頂きます。ご了承ください。
それでは皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
リッテル・ディアス
駐日パナマ共和国大使
【日時】8月24日(木)~8月26日(土)(3日間)
【会場】アテネ・フランセ文化センター
【料金】一般 1500円、学生/シニア 1300円、5回券 6000円
上映スケジュールは下記をご覧ください。
http://www.athenee.net/culturalcenter/program/gu/guzman2017.html
メキシコ・日本アミ-ゴ会は日墨の友好親善の促進とメキシコの理解を深める目的で例年、「メキシコ歴史文化講演会」を開催しています。
2017年は、メキシコ日本移民120周年記念行事の一つとして、「メキシコ日系移民の歴史とその活躍」を主テ-マに、4回シリ-ズの講演会を下記の通り開催します。皆さまお誘い合わせのうえお出かけください。
☆開催概要(各回共通) ☆
【日時】2017年8月24日、10月24日、11月22日、12月7日
18:00~20:00 (開場17:30) (講演90分+質疑応答30分)
【会場】メキシコ大使館別館5階「エスパシオ・メヒカ-ノ」
☆アクセス:https://embamex.sre.gob.mx/japon/index.php/ja/2016-04-12-08-30-47
【定員】先着順100名 / 参加費:無料
【主催】メキシコ・日本アミーゴ会 / 協力:メキシコ大使館
【申込】メキシコ・日本アミーゴ会 ( info@mex-jpn-amigo.org ) 宛てメールで「講座名(第○回)・参加者氏名(フリガナ)・メールアドレス・所属(アミーゴ会員or講演会案内の入手先)」を明記して直接お申し込み下さい。複数参加の場合には全員のお名前を明記してください。定員超過の場合のみ、その旨をお知らせします。
☆第1回:8月24日(木) 18:00~20:00 ☆
【演題】「メキシコの日系移民の変遷と史的意義」
【講師】柳沼 孝一郎(やぎぬま こういちろう)
【略歴】メキシコ国立自治大学哲文学学部大学院修士課程修了-メキシコ近現代史専攻。
専門はメキシコ近現代史・ラテンアメリカ地域文化研究。現在、神田外語大学国際コミュニケーション学科教授(副学長)。放送大学千葉学習センター客員教授。
著書に、『インディアスの迷宮 1492-1992』(共著、勁草書房)、『グローカリゼーション 国際社会の新潮流』(共著、神田外語大学出版局)、『現代メキシコを知るための60章』(分担執筆、明石書店)、『季刊iichiko特集:メキシコの文化学』(共著、文化科学高等研究院出版局)、『スペイン語がびっくりするほど身につく本』(単著、あさ出版)、『環太平洋の言語と文化』(共著、神田外語大学出版局)、訳書に、『ユネスコ世界遺産(全13巻)』(共訳、講談社)、『ガルシア=マルケス ジャーナリズム作品集』(共訳、現代企画室)、『ホセ・マルティ選集 共生する革命』および『ホセ・マルティ選集 飛翔する思想』(共訳、ともに日本経済評論社)など多数。
【要旨】大航海時代にヌエバ・エスパーニャ(現メキシコ)のガレオン船「サン・フランシスコ号」が御宿の海岸に漂着、フィリピン総督ロドリゴ・デ・ビベロ以下317名は地元民から手厚い救援を受け、これを機に日本とメキシコの交流が開始され、支倉常長慶長遣欧使節のメキシコ派遣とつづき、明治期の「日墨友好通商航海条約」の締結、その後に国家事業として実施された「榎本武揚メキシコ殖民団」は日本人の中南米移住の先駆けとなった歴史的な移住でした。戦後期では、メキシコ国連大使の尽力による対日講和条約の締結および日本の国際社会への復帰、日墨両国の友好関係の促進を目的とした「日墨協会」の設立、両国の文化交流の場「日墨文化会館」の建設、ノーベル文学賞詩人オクタビオ・パス(当時は二等書記官)の東京着任、「日墨文化協定」の調印、64年の東京オリンピックに次ぐ、68年のメキシコ・オリンピックを機に発足された「メキシコ日本商工会議所」、「日本メキシコ通商協定」の締結、両政府の交換留学制度「日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画」そして「日墨経済連携協定」(EPA)を経て現在にいたっています。
すべてが日本とメキシコの友好の証です。日墨友好400年の「二つの文化を一つの心で」の歴史の記憶をたどります。
メキシコ・日本アミ-ゴ会は日墨の友好親善の促進とメキシコの理解を深める目的で例年、「メキシコ歴史文化講演会」を開催しています。
2017年は、メキシコ日本移民120周年記念行事の一つとして、「メキシコ日系移民の歴史とその活躍」を主テ-マに、4回シリ-ズの講演会を下記の通り開催します。皆さまお誘い合わせのうえお出かけください。
☆開催概要(各回共通) ☆
【日時】2017年8月24日、10月24日、11月22日、12月7日
18:00~20:00 (開場17:30) (講演90分+質疑応答30分)
【会場】メキシコ大使館別館5階「エスパシオ・メヒカ-ノ」
☆アクセス:https://embamex.sre.gob.mx/japon/index.php/ja/2016-04-12-08-30-47
【定員】先着順100名 / 参加費:無料
【主催】メキシコ・日本アミーゴ会 / 協力:メキシコ大使館
【申込】メキシコ・日本アミーゴ会 ( info@mex-jpn-amigo.org ) 宛てメールで「講座名(第○回)・参加者氏名(フリガナ)・メールアドレス・所属(アミーゴ会員or講演会案内の入手先)」を明記して直接お申し込み下さい。複数参加の場合には全員のお名前を明記してください。定員超過の場合のみ、その旨をお知らせします。
☆第2回:10月24日(火)18:00~20:00 ☆
【演題】「チアパスに入殖した榎本移民と榎本武揚について」
【講師】山本 厚子(やまもと あつこ)⇥
【略歴】慶応義塾大学文学部史学科卒。スペイン国立マドリッド大学(現コンプルテンセ大)
留学。ノンフィクション作家。元東京農業大学・早稲田大学講師。日本ジェンダー学会理
事。著書に、『榎本武揚』、『野口英世は眠らない』、『パナマ運河百年の攻防』ほか多数。
新聞・雑誌などにラ米地域の女性関係の記事多数あり。
【要旨】ラテンアメリカ地域に最初に移住した日本人は、メキシコの南端・チアパスに渡った36名の若者であった。広大な官有地を払い下げ契約し、15年年賦で土地を購入し、自由渡航者6名、契約移民29名がエスクイントラのアカコヤグアに入殖した。ここに、ラ米地域への日系移民の歴史の第1ページがはじまったのである。
このグループを派遣したのは、榎本武揚であった。幕臣の彼は若い時から「殖民・移住」という考えを芽生えさせていた。オランダ留学、ロシア公使として赴任していた機会に、列強の殖民政策を目にして、日本の将来の「国利民福」の思いを強くしていった。
松方内閣の下で外務大臣に就任した榎本武揚は、大臣官房に移民課を設置し、海外への移住可能な場所を調べさせ、メキシコのチアパスが候補として挙げられた。大臣就任期は短かったので、自ら殖民協会を作り、さらに移民会社を設立し、資金難を押して、私財を投入して「エノモト移民」をメキシコに送ったのである。
入殖民たちは、紆余曲折を経て、歯を食いしばって土地に根づいていった。メキシコ革命と太平洋戦争がなければ、違った歴史が展開されたにちがいない。
今年で120年を迎える日系移民史の原点を、改めて思い起こし、将来の日本とメキシコ、ラ米地域との関係を、今一度考える機会になればと思う。
メキシコ・日本アミ-ゴ会は日墨の友好親善の促進とメキシコの理解を深める目的で例年、「メキシコ歴史文化講演会」を開催しています。
2017年は、メキシコ日本移民120周年記念行事の一つとして、「メキシコ日系移民の歴史とその活躍」を主テ-マに、4回シリ-ズの講演会を下記の通り開催します。皆さまお誘い合わせのうえお出かけください。
☆開催概要(各回共通) ☆
【日時】2017年8月24日、10月24日、11月22日、12月7日
18:00~20:00 (開場17:30) (講演90分+質疑応答30分)
【会場】メキシコ大使館別館5階「エスパシオ・メヒカ-ノ」
☆アクセス:https://embamex.sre.gob.mx/japon/index.php/ja/2016-04-12-08-30-47
【定員】先着順100名 / 参加費:無料
【主催】メキシコ・日本アミーゴ会 / 協力:メキシコ大使館
【申込】メキシコ・日本アミーゴ会 ( info@mex-jpn-amigo.org ) 宛てメールで「講座名(第○回)・参加者氏名(フリガナ)・メールアドレス・所属(アミーゴ会員or講演会案内の入手先)」を明記して直接お申し込み下さい。複数参加の場合には全員のお名前を明記してください。定員超過の場合のみ、その旨をお知らせします。
☆第3回:11月22日(水) 18:00~20:00 ☆
【演題】「戦後メキシコ日系社会の動向と変容
~日本のパートナーとしてのメキシコ~」
【講師】浅香 幸枝(あさか さちえ)
【略歴】南山大学外国語学部准教授、同ラテンアメリカ研究センター研究員。博士(学術:名古屋大学大学院国際開発研究科)。現在、日本移民学会理事(四役:事務局長)、(公財)海外日系人協会理事。外務省「中南米日系社会との連携に関する有識者懇談会」委員。
【主要著書】『地球時代の日本の多文化共生政策―南北アメリカ日系社会との連携を目指して』明石書店2013年初版(2017年第2刷)。『地球時代の「ソフトパワー」―内発力と平和のための知恵』(単編)行路社 2012年。『地球時代の多文化共生の諸相―人が繋ぐ国際関係』(単編)行路社 2009年。
【要旨】2017年はメキシコへの日本人移住120周年である。メキシコは日本と最初の平等条約を締結しただけでなく、2005年に経済連携強化のための協定を締結発効した。このような良好な外交関係を背景に、北部のマキラドーラには日系の工場群があり、メキシコの中央高原にも日系自動車産業が集まっている。こうした環境下で現地に根付いている日系社会が日系企業の進出によりどのような影響を受け、どのような協力関係にあるのかを明らかにする。
先行研究により現状を把握した後、外務省領事移住部の作成した『海外における邦人及び日系人団体の一覧表』および日系社会のリーダーへのインタビュー調査によって、日系企業進出に伴う日系社会の変容を人の移動と異文化理解の視点から考察する。
親日のメキシコ社会を支える日系社会の役割と日本との関係、またメキシコと係わる日本人のメキシコとの付き合い方を日系社会の経験から学びたい。不透明な国際社会において、信頼できる人のネットワークは、世界に平和と安寧をもたらす基盤だと考える。
メキシコ・日本アミ-ゴ会は日墨の友好親善の促進とメキシコの理解を深める目的で例年、「メキシコ歴史文化講演会」を開催しています。
2017年は、メキシコ日本移民120周年記念行事の一つとして、「メキシコ日系移民の歴史とその活躍」を主テ-マに、4回シリ-ズの講演会を下記の通り開催します。皆さまお誘い合わせのうえお出かけください。
☆開催概要(各回共通) ☆
【日時】2017年8月24日、10月24日、11月22日、12月7日
18:00~20:00 (開場17:30) (講演90分+質疑応答30分)
【会場】メキシコ大使館別館5階「エスパシオ・メヒカ-ノ」
☆アクセス:https://embamex.sre.gob.mx/japon/index.php/ja/2016-04-12-08-30-47
【定員】先着順100名 / 参加費:無料
【主催】メキシコ・日本アミーゴ会 / 協力:メキシコ大使館
【申込】メキシコ・日本アミーゴ会 ( info@mex-jpn-amigo.org ) 宛てメールで「講座名(第○回)・参加者氏名(フリガナ)・メールアドレス・所属(アミーゴ会員or講演会案内の入手先)」を明記して直接お申し込み下さい。複数参加の場合には全員のお名前を明記してください。定員超過の場合のみ、その旨をお知らせします。
【演題】「私がメキシコから学んだこと」
【講師】黒沼 ユリ子(くろぬま ゆりこ)
【略歴】ヴァイオリニスト。高校1年で日本音楽コンクール第1位特賞。18歳でヨーロッパへ留学し1962年プラハ音楽芸術アカデミーを首席卒業。以来、国際的なソリストとして世界各地で活躍。と同時に1980年にはメキシコ市南部のコヨアカンに弦楽器のための「アカデミア・ユリコ・クロヌマ」を開設し、「日本・メキシコ友好コンサート」などを通じて、両国の友好の絆を音楽によって一層強いものにする。現在は千葉県御宿町に帰国して、そこに「黒沼ユリ子のヴァイオリンの家・日本メキシコ友好の家」を創設し活動中。
メキシコからトラテロルコの鷲賞、アステカの鷲勲章、日本からは外務大臣表彰、国際交流基金奨励賞、大同生命文化財団・地域研究特別賞、ソロプチミスト日本財団・千嘉代子賞、旭日小綬章などを受賞。著書に、『メキシコからの手紙』、『メキシコの輝き』(共に岩波新書)、『アジタート・マ・ノン・トロッポ』(未来社)、『ドヴォルジャーク』(リブリオ出版)、『ヴァイオリン・愛はひるまない:プラハからメキシコへ』(海竜社)などがある。
【要旨】拙書『メキシコからの手紙』に表したように、私は1972年から2年弱の間、イダルゴ州のワステカ地方で暮らした。シエラ・マードレ(山脈)の奥地での生活から、これまで自分がこの丸い地球をいかに「西洋文化」というメガネを通してのみの、ほんの一部分しか知らなかったかということを認識させられた。殊に16世紀に武力征服された折に山間部に住んでいたメキシコ人たちの末裔が、今日の現代文明社会からはとり残され、それとはほど遠い生活を続けているのを目のあたりにし、大きなショックを受けた。それは人類が作り上げた悪しき「植民地主義」という名のもとでの、言語道断の差別による搾取の正当化から生まれた不平等社会を目の前にした驚き、とも言えよう。そしてこの構図が、今日の世界地図全体の中にも広大な部分を占めており、パワーバランスの不均衡が「あたり前」として存在することにより、「富める側」にある日本という国も存在していることを私たちは自覚せねばならないと思う。
120年前から始まった日本人のメキシコ移民の歴史は、彼らがいかにこの構図の中から這い上がるために刻苦勉励に勤めたかの歴史であって、その結果において、今日の立派な日系人社会が築かれたかを認めなくてはならないだろう。現代メキシコ社会における日本人への一般的なイメージについて語り、小石を1個ずつ積み重ねるような地道な努力で「日系移民」の方々が築かれたように、私たちもまた今日、両国の相互理解を深め、友好関係の絆をさらに強くする努力をしなければならないと思う。
【日時】8月26日(土) 13:00~18:00
【場所】馬車通り~雷門通り 「パレードコンテスト」は午後1:30 スタート!
http://www.asakusa-samba.org/
平均標高1千メートル、日本の13倍の面積を誇る南米・ブラジル高原。そこは<水のゆりかご>とたたえられる場所。高地と平地、極端な標高差は高原とその周辺に清れつな水の絶景を生むに至った。巨大沼パンタナール、巨大建造物の柱のようなものが乱立する地下水脈、天然の水族館・ボニート、そして白い砂丘に突如出現する、青き湖沼群…暑気を吹き飛ばす、爽快な絶景誕生の秘密に迫り、壮大な地球史と大自然を体感!
http://www4.nhk.or.jp/greatnature/x/2017-08-26/10/14058/2551086/