今年1月にブラジルのボルソナーロ政権が発足して6カ月が経ちました。自由化・民営化などの経済改革を掲げて登場した新政権ですが、下院議席の10%を下回る与党・社会民主党(PSL)の脆弱な議会内基盤から改革に向けた議会対策が順調に進んでいるとは言い難い状況にあります。この影響も含め、就任以来、ボルソナーロ大統領の人気は低下傾向にあります。
他方、経済面では、減速が危惧される世界経済の影響は避けられないものの、インフレ率のコントロールが順調に推移するなど、全体としては、景気の底打ち感が認められる状況と言えます。
加えて、20年間の交渉を経て、6月27日に合意したEU・メルコスール間自由貿易協定(FTA)は中長期的にブラジル経済に大きな利益をもたらすものと期待されています。今後の最大の関心は、年内成立を目指す年金改革法案の行方です。
ブラジルの財政健全化は急務の課題ですが、議会運営上のハードルに加え、国民に痛みを強いる改革でもあるため、審議の進展が注目されます。
今般、ラテンアメリカ協会は日本ブラジル中央協会との共催で、一時帰国される山田彰駐ブラジル大使をお招きし、最新のブラジル情勢についてご講演をいただきます。ブラジルの現状と今後の展望を知るうえで絶好の機会となりますので、奮ってご参加ください。
日時 | 2019年8月9日(金)15:00~16:30 |
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会場 | 新橋ビジネスフォーラム 港区新橋1-18-21 第一日比谷ビル8階、Tel. 03-5843-9169 http://biz-forum.jp/access.html |
講演題 | 「ブラジルの最新情勢:ボルソナーロ政権の課題と展望」(仮題) |
講師 | 山田 彰 駐ブラジル日本国特命全権大使 |
主催 | 一般社団法人ラテンアメリカ協会、一般社団法人日本ブラジル中央協会 |
参加費 | 会員 2,000 円、非会員 3,000 円 大学院・大学生 無料 |
お申込み
下記Webサイトより2019年8月5日(月)までに、お一人ずつご登録ください。
URL:https://latin-america.jp/seminar-entry
【備考】
①申込み受付:先着85名までです。お早めに以下からお申込み下さい。
②申込締め切り:2019年08月05日(月)
【お問い合わせ】
<ラテンアメリカ協会>
〒100-0011東京都千代田区内幸町2-2-3 日比谷国際ビル120A
Tel: 03-3591-3831 Fax: 03-6205-4262
E-mail: info@latin-america.jp
講演会案内資料
2019年度最初の日本ボリビア協会主催イベントとして、昨年に引き続き「ボリビア映画会」を開催いたします。
まだ、約1か月先でお盆休みの入口になりますが、好評を頂いた昨年と同じボリビアのウカマウ集団制作の「鳥の歌」を、この映画の
日本への紹介者である 太田昌国さんの解説付きでご覧いただきます。
ご家族やお友達などお誘いあわせのうえ、多数ご参加ください。お待ちしております。
日時 | 2019年8月9日(金) 18:30〜20:55 |
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会場 | 東京・西麻布・ラテンアメリカサロン 港区西麻布4−12−24 興和西麻布ビル8階 (在日ボリビア大使館のあるビルの8階) |
最寄り駅 | 都営バス西麻布下車徒歩2分 (当駅までJR渋谷駅から乗車約15分、内幸町・新橋から約30分) 地下鉄六本木駅から都営バス5分、徒歩13分、乃木坂駅から徒歩12分 |
会費 | 会員 500円、一般 1000円 (飲み物・軽食付き) |
申込締切 | 先着30名 |
申込先 | admin@nipponbolivia.org |
直前・当日連絡先 | 090−3923−0024 |
原題:EL ANGEL
監督:ルイス・オルデガ
プロデュース:ペドロ・アルモドバル、アグスティン・アルモドバル、ハビエル・ブリア
出演:ロレンソ・フェロ、チノ・ダリン、ダニエル・ファネゴ、セシリア・ロス
2018年/アルゼンチン、スペイン/115分
8月16日から東京・渋谷のシネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開
https://gaga.ne.jp/eiennibokunomono/
1970年代のブエノスアイレス。10代の美少年カルリートスは、盗むことに異常な快感を覚えることに気づく。カルリートスは学校で出会った友人ラモンと簡単に殺人を犯し、次第に二人の蛮行はエスカレートし連続殺人へと発展していく。
70年代、アルゼンチンで12人以上を殺害した連続殺人事件の犯人である少年をモデルに、スペインの名匠ペドロ・アルモドバルが製作を務めたクライム青春ドラマ。
主人公カルリートスのモデルとなったのはカルロス・エデゥアルド・ロブレド・プッチ。その美しい容姿から「ブラック・エンジェル」「死の天使」と称され大きな話題を集めた。本作が映画デビューとなる俳優ロレンソ・フェロが主人公カルリートスを演じる。
NHKラジオ第一「マイあさ!」
8月18日(日)午前5時42分 マイあさだより
ブエノスアイレス紹介 出演:相川知子
https://www4.nhk.or.jp/my-asa/
原題:Where Are You, João Gilberto ?
監督:ジョルジュ・ガショ
出演:ミウシャ、ジョアン・ドナート、ホベルト・メネスカル、マルコス・ヴァーリ
上映時間:111分/配給:ミモザフィルムズ/製作国スイス・ドイツ・フランス
後援:在日スイス大使館、在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ東京、ブラジル大使館
8月24日から「新宿シネマカリテ」「YEBISU GARDEN CINEMA」ほか全国で順次公開
http://joao-movie.com/
“ボサノヴァの神様”と言われるジョアン・ジルベルトに会うため、リオデジャネイロに向かったドイツ人ジャーナリストのマーク・フィッシャー。彼が残した1冊の本「Ho-ba-la-lá: À Procura de João Gilberto」に感銘を受けたガショ監督が、亡き彼の想いを胸にジョアン・ジルベルトゆかりの人々や土地を訪ね歩く音楽ドキュメンタリー。
日時:9月3日(火)19時~
会場:インスティトゥト・セルバンテス東京
無料
詳細・予約はこちら
https://tokio.cervantes.es/jp/culture_spanish/upcoming_activities_culture_spanish.htm
原題:El sueño de Mara’akame
監督: Federico Cecchetti
制作年: 2016/上映時間: 90 min/メキシコ映画
フェスティバル『ビべ・メヒコ』のオープニングプログラムに、メキシコ人監督フェデリコ・セチェッティの初の制作となる長編映画『マラ・アカメの夢』を上映します。
主人公ウイチョル族の若者ニエリは、自身の音楽グループでメキシコシティに行くことを夢見ていますが、父のマラ・アカメ(ウイチョルのシャーマン)は彼に違う人生を望んでいます。
同作品は2016年に発表され、2017年のアリエル賞で作品賞や監督賞他にノミネートされたほか、最優秀初長編映画賞と最優秀作曲賞を受賞しています。
NHK BSプレミアム 9月5日(木) 午後0時00分
驚き!地球!グレートネイチャー▽超絶!南北アメリカ大激突~中米・マグマと水の奇跡
中央アメリカは80もの活火山がひしめく燃え盛る大地。
グアテマラでは、2分おきに噴火する不気味な火山に遭遇!
そして、火の国・ニカラグアでは、直径500m、深さ450mの大火口の中へ潜入!
目撃したのは地球に7つしかない溶岩湖、マグマ対流の生々しい姿だった…
驚異の「火の絶景」を生み出した大地殻変動の謎を解き明かす!
https://www4.nhk.or.jp/greatnature/x/2019-09-05/10/17907/2170097/
「ワールドレポート アルゼンチン・ブエノスアイレス~相川知子」
9月12日午前0時10分過ぎ(9月11日深夜)
NHKラジオ深夜便(NHKラジオ第一)
http://www4.nhk.or.jp/shinyabin/
日時:9月12日(木)19:00-
会場:インスティトゥト・セルバンテス東京
無料
詳細・予約はこちら
https://tokio.cervantes.es/jp/culture_spanish/upcoming_activities_culture_spanish.htm
チリ南部パタゴニアは、世界で最も美しい場所の1つです。特にマゼラン海峡の自然には美しさと激しさとが共存しています。
1億年前、この大地は南極と地続きになっており、恐竜が闊歩していました。人間がパタゴニアに着いたのは1万年前、そして後に自身の名前がつくことになる海峡をマゼランの探検隊が横切ったのはわずか500年前のことです。
本講演会は西田治文教授を招き、彼が“マゼラン国”で見つけた現在の植生と化石植物についてお話しいただきます。この土地は、地球に生きる私たちの持続可能性について思い巡らせる様々なヒントを与えてくれます。
日時:9月14日 (土)15:00 から17:00まで
会場:インスティトゥト・セルバンテス東京
無料
詳細・予約はこちら
https://tokio.cervantes.es/jp/culture_spanish/upcoming_activities_culture_spanish.htm
原題: Cipotes La Película
監督: Boris Lara
制作年: 2017/上映時間: 106 min/ホンジュラス映画/日本語字幕付き
ラモン・アマヤ・アマドールの小説『シポテス(子供たち)』を原作にした同名の映画作品を上映します。
映画は二人の兄弟フォロフォとカティカが向き合う厳しい現実を物語ります。兄弟を待ち受ける逆境の人生、貧しさと不公平を前に、日々生き延びるために戦う様子は、多くのラテンアメリカの子供たちの現実を表しています。
NHK BSプレミアム 9月19日(木) 午後0時00分
驚き!地球!グレートネイチャー「天空に現れた謎の湖~南米 アルティプラーノ~」
ボリビアとチリにまたがる、標高4千メートルの高原地帯アルティプラーノ。
そこは氷河が眠る山岳地帯に囲まれた極乾燥地域、過酷な大自然が数々の色鮮やかな湖を生み出した。
近づいた生きものは帰らないという三色の湖、琵琶湖の十数倍もある青い湖、
この30年で干上がった謎の湖、そして純白のウユニ塩原…。
その絶景誕生には、想像をはるかに超えた大地殻変動と、火と水に関わる壮大な地球のドラマが秘められていた。
https://www4.nhk.or.jp/greatnature/x/2019-09-19/10/66672/2170075/
ラテンアメリカ協会・米インターアメリカン・ダイアログ第5回共催セミナー プログラム
「分断された国際社会における日本とラテンアメリカのパートナーシップ」
“The Role of Japan-LAC Partnership in Restoring a Fragmented
International Order: Toward Enhanced Cross-Pacific Connectivity”
各種資料
Sep 27 IAD共催セミナープログラム[PDF]
IAD共催セミナー チラシ[PDF]
開催要項
日 程 | 2019年9月27日 (金) |
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場 所 | インスティトゥト・セルバンテス東京 東京都千代田区六番町 2-9 セルバンテスビル |
TEL | 03-5210-1800 |
言語 | スペイン語・日本語同時通訳 |
司 会 | 佐々木修 協会専務理事 |
参加費 | 無料 |
定員 | 90名 |
プログラム
08:30 | 受 付 | |
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09:00 | 開 会 | |
09:02-09:10 | 歓迎挨拶 |
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09:10-10:35 | 第1パネル | 「価値の連結性強化:G20大阪サミット後の日本とラテンアメリカ」 ”Forging Values-based Japan-LAC Connectivity: G20 Osaka Summit 2019 and beyond” モデレーター: 堀坂浩太郎 上智大学名誉教授 5 min. パネリスト:
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10:35-10:45 | – Coffee Break- | |
10:45-12:05 | 第2パネル | 「経済の連結性強化:日・ラ米間貿易の活性化に向けて」 “Connecting Economies: Envisioning an Enhanced Japan-LAC Trade Dynamics” モデレーター: Margaret Myers, Program Director, Asia & Latin America, Inter-American Dialogue 5 min. パネリスト:
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12:05-13:25 | 第3パネル | 「知恵の共有:SDGs実現に向けて」“Achieving SDGs Goals through Shared Wisdom”
モデレーター: 幡谷則子 上智大学外国語学部教授 5 min. パネリスト:
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13:25-13:30 | 閉会挨拶 | Michael Shifter, President, Inter-American Dialogue |
― 閉 会 ― 終了後、ネットワーキング・ビュッフェ |