この度、京都外国語大学ラテンアメリカ研究所では、コロラド大学ボルダー校博士研究員市川彰先生をお迎えし、講演会を開催いたします。
市川先生による中米エルサルバドル共和国サン・アンドレス遺跡の発掘資料をもとにした新しい解釈は、英国の学術誌Antiqutyや米国ナショナル・ジオグラフィック・デジタル版に発表され高い評価を受けました。
講演会ではこの新解釈について具体的にお話しいただきます。ぜひこの機会にご参加ください。
【テーマ】「巨大噴火に屈しなかった古代メソアメリカの人々」
【講演者】 市川 彰(いちかわ あきら)氏(京都外国語大学ラテンアメリカ研究所客員研究員・日本学術振興会海外特別研究員・コロラド大学ボルダー校博士研究員)
【日時】 2021年12月3日(金)18:00~19:30
【参加方法】Zoomによるオンライン形式 ※参加費無料(事前申し込みが必要です)
※講演会案内・申し込み方法等、以下のURLをご覧ください。
https://www.kufs.ac.jp/news/detail.html?id=N8xIyYlp
お問い合わせ:
京都外国語大学ラテンアメリカ研究所
〒615-8558 京都市右京区西院笠目町6
TEL: 075-312-3388/Email: ielak@kufs.ac.jp
ポスター:「巨大噴火に屈しなかったメソアメリカの人々」
ブラジルが舞台のドキュメンタリー『街は誰のもの?』12月11日(土)公開
監督・撮影・編集:阿部航太
グラフィテイロ:エニーボ / チアゴ・アルヴィン / オドルス / 中川敦夫 / ピア
配給・制作・宣伝:Trash Talk Club
日本| 2021年 | 98 分
12月11日(土)よりイメージフォーラムほかで公開予定
https://machidare.com/
https://www.imageforum.co.jp/theatre/movies/4837/
グラフィテイロ(グラフィティアーティストの現地での呼称)がつぶやく背景に広がるのは、南米一の大都市サン・パウロ。そこには多様なルーツ、カルチャーが混沌とするブラジル特有の都市の姿があった。
東京でグラフィックデザイナーとして活動する阿部航太が、2018—19のブラジル滞在で体感した「街」。そこには歪んだ社会に抗いながら、混沌の波を巧みに乗りこなすグラフィテイロ、スケーター、そして街を歩き、座り込み、踊り明かす人々がいた。イリーガルな表現活動から日常生活まで、地続きに営まれるその風景は、私たちが知っている街の姿を痛快に批判しているように思えた。
ブラジルの4都市を巡り、路上から投げかけられた一つの問いへの答えを追うストリート・ドキュメンタリー。
監督はグラフィックデザインをベースとしながら文化人類学的アプローチで活動する阿部航太。ブラジル滞在を経て、本作の元となる『グラフィテイロス』(2019年)を製作し、人類学者、建築史家、グラフィティライターなどをゲストに招いた日本各地での自主上映で好評を博す。そして2021年、より広い視点で都市を捉えなおし、スケーターやカーニバル、デモンストレーションなどの約50分の新たな映像を加え編集し直したのが本作『街は誰のもの?』である。
ブラジルのストリートが映し出された画面からは、淡々としながらも日本から来たひとりのデザイナーの新鮮な驚きが伝わってくる。人々と対話し、身振りを模倣し、街との関係性を観察していく過程で、“映し出された街”だけでなく、“鑑賞者にとっての街”の見え方までもが大きく揺さぶられていく。
日時:2021年12月17日(金曜日)19時00分~20時00分(日本時間)
会場:オンラインアプリZoomを使用
主催:JICA横浜 海外移住資料館
講師:フェルナンデス浄賢氏(僧侶)
対象: ご興味のある方どなたでも
参加費:無料
定 員:500名(先着順)
詳細・申し込みは下記をご覧ください。
https://www.jica.go.jp/jomm/events/2021/211217.html
https://www.jica.go.jp/jomm/index.html
ブラジルで生まれ育ったフェルナンデス浄賢さんは、縁あって若い頃にブラジルの寺院で仏教に出会い、日本での修行を経て僧侶になりました。その後、ブラジルの寺院で活動をされていましたが、その功績が認められ、さらなる修行の機会を得て2016年に再来日。二度目の修行中は、多くの修行僧の中でリーダー役も務め、現在は信仰する宗派の研究機関で活躍されています。
フェルナンデスさんから見た日本、ブラジル、そして日系社会はどのようなものなのでしょう?そして、日本では「仏教の僧侶=日本人」という観念が根強い中、外国人僧侶としての活動を通じて感じたことは?また、活動中に遭遇した衝撃の事件とは?
講演会では、フェルナンデスさんに異文化に飛び込んで体感したブラジル日系社会、日本社会について語っていただきます。
古代アメリカ学会では、2020年度科学研究費補助金研究成果公開促進事業として、第3回公開シンポジウム「まなぶ、たのしむ南北アメリカの古代文明―研究成果から学びの場へ―」を2021年12月19日(日)ならびに12月26日(日)の2回にわたってオンラインで開催いたします。
南北アメリカ大陸には、実にユニークな古代文明の展開がありました。未知や謎という言葉で語られることの多かったこの文明は、研究者による発掘調査とさまざまな分析によって日々新しい成果が生まれ、その実像が明らかになりつつあります。
このシンポジウムでは、一線で活躍する研究者が最新の成果をわかりやすくご紹介すると同時に、食、マンガ、博物館など身近なテーマとの関連もとりあげながら、中学や高校での歴史教育への活用可能性を探ります。
2021年オンライン開催
第1回:12月19日(日) 14:00-17:00
第2回:12月26日(日) 14:00-17:00
第1回 12月19日(日)
1. メソアメリカの古代文化(井関陸美・明治大学教授)
2. メソアメリカに行って古人骨と語り合ってみた
ーもう一つのマヤ考古学ー(鈴木真太郎・岡山大学講師)
3.〈学習/マンガ〉の可能性(伊藤遊・京都精華大学国際マンガ研究センター特任准教授)
4. 博物館とメソアメリカ(村野正景・京都文化博物館学芸員)
5. メソアメリカ教育の実践(多々良穣・東北学院榴ケ岡高等学校教諭)
6. ディスカッション
第2回 12月26日(日)
1. ワリとインカ:アンデスにおける帝国をめぐる新たな発見(松本雄一・山形大学准教授)
2. 科学で探るアンデス文明(瀧上舞・山形大学学術研究員)
3. アンデス文化の敷居を低く―門外漢による気楽なマンガ的世界(芝崎みゆき・画文業)
4. アンデスにおける「遺跡博物館」の成果と課題 ~ペル-・アンコンでの活動経験を中心にして
(市木尚利・立命館大学環太平洋文明研究センター・プロジェクト研究員)
5. ペルーの台所:食文化からみるペルーの多様性と変化(佐々木直美・法政大学教授)
6. ディスカッション
【お問合せ】
古代アメリカ学会事務局(専修大学生田キャンパス10号館(10602)井上幸孝研究室内)
〒214-8580 神奈川県川崎市多摩区東三田2-1-1
メールアドレス:info@americaantigua.org
URL:http://americaantigua.org
古代アメリカ学会では、2020年度科学研究費補助金研究成果公開促進事業として、第3回公開シンポジウム「まなぶ、たのしむ南北アメリカの古代文明―研究成果から学びの場へ―」を2021年12月19日(日)ならびに12月26日(日)の2回にわたってオンラインで開催いたします。
南北アメリカ大陸には、実にユニークな古代文明の展開がありました。未知や謎という言葉で語られることの多かったこの文明は、研究者による発掘調査とさまざまな分析によって日々新しい成果が生まれ、その実像が明らかになりつつあります。
このシンポジウムでは、一線で活躍する研究者が最新の成果をわかりやすくご紹介すると同時に、食、マンガ、博物館など身近なテーマとの関連もとりあげながら、中学や高校での歴史教育への活用可能性を探ります。
2021年オンライン開催
第1回:12月19日(日) 14:00-17:00
第2回:12月26日(日) 14:00-17:00
第1回 12月19日(日)
1. メソアメリカの古代文化(井関陸美・明治大学教授)
2. メソアメリカに行って古人骨と語り合ってみた
ーもう一つのマヤ考古学ー(鈴木真太郎・岡山大学講師)
3.〈学習/マンガ〉の可能性(伊藤遊・京都精華大学国際マンガ研究センター特任准教授)
4. 博物館とメソアメリカ(村野正景・京都文化博物館学芸員)
5. メソアメリカ教育の実践(多々良穣・東北学院榴ケ岡高等学校教諭)
6. ディスカッション
第2回 12月26日(日)
1. ワリとインカ:アンデスにおける帝国をめぐる新たな発見(松本雄一・山形大学准教授)
2. 科学で探るアンデス文明(瀧上舞・山形大学学術研究員)
3. アンデス文化の敷居を低く―門外漢による気楽なマンガ的世界(芝崎みゆき・画文業)
4. アンデスにおける「遺跡博物館」の成果と課題 ~ペル-・アンコンでの活動経験を中心にして
(市木尚利・立命館大学環太平洋文明研究センター・プロジェクト研究員)
5. ペルーの台所:食文化からみるペルーの多様性と変化(佐々木直美・法政大学教授)
6. ディスカッション
【お問合せ】
古代アメリカ学会事務局(専修大学生田キャンパス10号館(10602)井上幸孝研究室内)
〒214-8580 神奈川県川崎市多摩区東三田2-1-1
メールアドレス:info@americaantigua.org
URL:http://americaantigua.org
体感!グレートネイチャー「南米コロンビア 七色渓谷と生命の楽園」
NHK BSプレミアム 1月22日(土) 午後7時~午後8時半
アンデス山脈の北部、複雑な地形が生んだ生物多様性の大地、コロンビア。峰々や断崖などにより固有種への進化が遂げられた谷あいで、七色の染める不思議な植物の謎に迫る。
https://www.nhk.jp/p/greatnature/ts/J8QQ63X7V1/episode/te/Y7Z4G3K6RY/
再放送)ワイルドライフ 選「南米アマゾン 密林の泉に怪魚が集う」
NHK BSプレミアム 1月24日(月)午前8時~9時
南米の大河アマゾン。水は茶色く濁っているイメージだが、それを覆す場所を発見。豊富な湧水が作り出す奇跡のような“泉”だ。色とりどりの美しい熱帯魚が群れ、それを狙って巨大な“怪魚”たちも集まる。長いキバで獲物に襲いかかるもの、大口で一気に獲物を吸い込むもの、果ては強力な電気を発し獲物を感電させるものや「淡水のシーラカンス」とも呼ばれる幻の怪魚まで。アマゾン奥地の清流に集う怪魚たちの暮らしぶりに迫る!
https://www.nhk.jp/p/wildlife/ts/XQ57MQ59KW/schedule/ts/26ZP158QPR/
ご講演をいただく眞銅竜日郎前大使は、約3年6ヵ月の駐ウルグアイ大使としてのお務めを終え、2021年10月に帰任されました。日本・ウルグアイ関係の発展にとり実りの多い時期にご在任され、将に現場でその動きに当事者として関わってこられました。2018年12月日本の総理として初めて安倍首相がウルグアイを訪問、2021年1月にはガット・ウルグアイラウンド閣僚会合以来、外務大臣としては35年振りとなる茂木外相の訪問がありました。また、2021年は両国の外交関係樹立100周年で様々な記念イベントが開催された、節目の年でもありました。翻って2019年には日本・ウルグアイ租税条約署名が行われ、両国の牛肉の相互輸出が実現しています(租税条約は本年7月発効)。
内政に目を向けると、2020年3月に中道右派の国民党ラカジェ・ポウ大統領が就任、15年続いた中道左派の拡大戦線(フレンテ・アンプリオ)からの政権交代を果たしましたが、拡大戦線は国会では第一党を維持、国民党は連立によって政権運営に当たっています。コロナに関しては、2021年央の一時期、感染者数が増えたものの、政府による迅速なワクチン接種の実施により、既に三回目接種が開始されています。
ウルグアイは、民主主義の安定性は中南米随一とも言って良く、2012年来、一貫して格付けは投資適格であり、国民一人当たりGDPは中南米トップの親日国でもあります。また、メルコスール構成4か国の一つですが、対外経済関係の多角化に以前より積極的で、2021年7月には、メルコスールの連帯は重視しつつも、域外国との貿易協定締結に向けた交渉開始を単独で検討すると発表し一石を投じています。
「世界一貧しい大統領」と言われたホセ・ムヒカ元大統領、タバレ・バスケス前大統領、ラガジェ・ポウ現大統領と三代の大統領と面談を重ね、信頼関係を構築した眞銅大使だからこその素顔のウルグアイを知る貴重な機会ですので、奮ってのご参加をお待ちしています。
尚、今回は初のハイブリッド形式での講演会で、会場は万全のコロナ感染症対策を施した上で、限定30名の方の入場が可能です。それ以外の方はZoomでの視聴となります。
詳細は添付案内文(PDF)をご覧下さい。
20220128_眞銅前ウルグアイ日本国大使_講演会案内[PDF]
日時 | 2022年1月28日(金)10:00-11:30 |
---|---|
形式 | 会場での講演 / Zoomウエビナーによるハイブリッド |
場所 | 新橋フォーラム (東京都港区新橋1-18-21 第一日比谷ビル8F 電話:03-5843-9169) |
講師 | 眞銅 竜日郎 前駐ウルグアイ日本国特命全権大使 |
主催 | 一般社団法人ラテンアメリカ協会 |
参加費 | 法人会員2,000円、個人会員1,000円、非会員3,000 円(会場/Zoom視聴とも同額)、海外からの視聴、学生は無料 |
申込期限 | 2021年1月21日(金) |
※会場は先着順30名までです。それ以外の方はZoom視聴となります。
お申込み
下記Webサイトより2021年1月21日(金)までに、お一人ずつご登録ください。お早めにお申込み頂ければ幸いです。
https://latin-america.jp/seminar-entry
お問い合わせ
一般社団法人 ラテンアメリカ協会事務局
〒100-0011東京都千代田区内幸町2-2-3日比谷国際ビル120A
Tel: 03-3591-3831、E-mail: info@latin-america.jp
日時:2022年1月28日(金曜日)19時00分~20時00分(日本時間)
会場:オンラインアプリZoomを使用
主催:JICA横浜 海外移住資料館
講師:片山 恵 氏(国際交流基金ブダペスト日本文化センター)
対象:ご興味のある方どなたでも
参加費:無料
定 員:500名(先着順)
詳細・申し込みは下記をご覧ください。
https://www.jica.go.jp/jomm/events/2021/220128.html
https://www.jica.go.jp/jomm/index.html
第二回JICA海外移住論文の「エッセイ・評論部門」の最優秀賞受賞者講演会が開催されます。
世界最大のサンバの祭典といえば、ブラジルのカーニバル。煌びやかな衣装に身を包んだダンサー、豪華絢爛なパレードが観客を魅了します。
2020年にブラジル在住だった片山恵さんは、幸運にもサンパウロのカーニバルに出場する機会を得ました。
このチームの山車の一つで表現されていたのは、華やかなイメージとは対照的な、広島や長崎の原爆投下のシーン。それを見た在住ブラジル日本人や日系人と、主に日本の人々の間で、賛否両論が巻き起こります。
皆さんならどう感じますか?
今回の講演会では、最優秀受賞作のエッセイ「知識の力 -カーニバルから見たブラジルと日本-」を執筆した片山恵さんに、演者として体感したカーニバルの魅力を、現場の声や写真を交えて伝えていただくとともに、原爆の山車の演出を巡って意見の相違が生じた要因を日本とブラジル双方の立場で考察し、異文化理解の一例としてご紹介いただきます。
ジェトロ・アジア経済研究所が発行するラテンアメリカの情報分析誌『ラテンアメリカ・レポート』Vol.38, No.2を2022年1月31日に学術誌の電子プラットフォームJ-STAGEで公開します。
1月31日より下記サイトにて無料でご覧いただけます。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/latinamericareport/-char/ja
今号では下記の論稿6本、現地情勢報告1本、資料紹介5本を掲載します。
<論稿>
「多層的な政治問題に苛まれるラテンアメリカ政治」
「コロナ禍のエクアドル大統領選挙―ラッソ右派政権の誕生と政策課題」
「エルサルバドルにおける司法の危機と専制化の予兆」
「ベネズエラをめぐる大国の政策対応と思惑―米国・中国・ロシア」
「ラテンアメリカにおけるジェンダー・クオータの機能―女性議員比率の上昇とその効果」
「ブラジルの性的マイノリティをめぐる権利保障」
<現地情勢報告>
「ラテンアメリカの学術情報プラットフォームの活動」
また、上記の論稿のうち4本と現地情勢報告に関して、執筆者自身が論稿の魅力を語るオンライン講座を開催します。レポートをご一読のうえ、是非ご参加下さい。
https://www.ide.go.jp/Japanese/Event/Seminar/220203.html
開催日時:2022年2月3日(木)10:00~11:15 (日本時間)
※質疑応答、議論の状況によっては終了時間を超えて延長する可能性があります。
会場:オンライン(ZOOMビデオウェビナー)
講演内容・講師:
10:00-10:05 清水 達也(ジェトロ・アジア経済研究所)『ラテンアメリカ・レポート』 Vol.38, No.2の概要の紹介
10:05-10:15 上谷 直克(ジェトロ・アジア経済研究所)「多層的な政治問題に苛まれる中南米政治」
10:15-10:25 木下 直俊 (国際金融情報センター)「コロナ禍のエクアドル大統領選挙―ラッソ右派政権の誕生と政策課題」
10:25-10:35 笛田 千容 (駒澤大学)「エルサルバドルにおける司法の危機と専制化の予兆」
10:35-10:45 坂口 安紀 (ジェトロ・アジア経済研究所)「ベネズエラをめぐる大国の政策対応と思惑―米国・中国・ロシア」
10:45-10:55 村井 友子(ジェトロ・アジア経済研究所)「ラテンアメリカの学術情報プラットフォームの活動」
10:55-11:15 質疑応答
お申込み方法:以下のURLにアクセスしてお申込みください.
https://www.jetro.go.jp/customer/act?actId=B0060301L
お申込み締め切り:2022年2月1日(火曜)13時00分
※ただし、配信可能人数に達した場合、事前に締め切らせて頂きます。
参加費:無料
世界ふれあい街歩き選「サルバドール(ブラジル)」
NHK BS プレミアム 2月15日(火)午後8時
https://www.nhk.jp/p/sekaimachi/ts/NJVPP9ZYK6/episode/te/YN134Y49W7/
ブラジル北東部のサルバドールは、16世紀から約200年、ブラジルの首都だった街。世界遺産の旧市街には、パステルカラーの家々や広場を取り巻く壮麗な教会など、当時の繁栄を思わせる街並みがいまも趣豊かに残されています。
サンバの故郷ともいわれ、歩いているとどこからともなくドラムのリズムが聞こえてきます。この街と音楽をこよなく愛し、底抜けの明るさでもてなしてくれる人々とふれあう街歩きです。
オンライン映画上映会「死して幸せ」
2月19日(土)~21日(月)
原題: El muerto y ser feliz
監督: Javier Rebollo
制作年: 2013
日本語字幕なし
視聴方法は下記をご覧ください。
https://cultura.cervantes.es/tokio/ja/El-muerto-y-ser-feliz/148956
ハビエル・レボロ監督と脚本家のローラ・マヨによる3作目の長編映画。重い過去を隠し沈黙に生きる孤独な主人公の世界が描かれます。ホセ・サクリスタンは逃れることのできない死に必死に抵抗し、逃れようとする男サントスの生きざまを見事に演じます。俳優サクリスタンの真骨頂である自らの人物解釈が際立っています。
あらすじ:ブエノスアイレス。人生の大半をアルゼンチンの病院の最上階で過ごしたスペイン人サントスは、自分の死が間近に迫っていることに気づきます。ドライでいて、愉快、人情深い性格のかつての殺し屋サントスは、モルヒネを車に積んで逃亡します。偶然出会った少女がサントスの旅のお供をすることに…。