ラテン・アメリカ政経学会の2020年度第57回全国大会は、オンラインで開催予定です。
日時: 2020年11月14日(土) 9:30-18:00、 15日(日) 8:00-17:45
会場: オンラインでZoomのビデオ会議システムを用いて行います。
会員以外の参加も可能ですが、セキュリティ上の理由から、事前登録を必須とします。
詳細はラテン・アメリカ政経学会の以下の「一般向け公開通知」サイトをご覧下さい。
http://www.js3la.jp/meetings.html
日時:11/19(木):オープニング特別上映@新宿バルト9(1回のみ)
11/20(金)〜12/13(日):オンライン上映(順次配信)
第17回目を迎えたラテンビート映画祭、今年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、劇場+オンラインでの開催が決定しました。
日本全国好きな場所、好きなタイミングでラテンビート映画祭の作品をご覧いただけます。オンライン上映ではメキシコやキューバ、ベネズエラなどの社会派ドキュメンタリーのほか、東京国際映画祭との共催で良質な作品を自宅でご覧いただけます。
※支援金により一部の作品が無料で見られるクラウドファンディング実施中(10月末まで)
https://motion-gallery.net/projects/lbff2020
料金・視聴方法・作品詳細は下記をご覧ください。
http://www.lbff.jp/
【主なラテンアメリカ関連作品】
Forgotten We’ll Be El Olvido Que Seremos
監督:フェルナンド・トルエバ/出演:ハビエル・カマラ、フアン・パブロ・ウレゴ、ニコラス・レジェス/2020年/ドラマ/コロンビア/136分
1970年代のコロンビア・メデジン市。医師として多くの人々を分け隔てなく見守ってきたエクトルは、ある出来事をきっかけに、メデジンを牛耳る組織から執拗な嫌がらせを受けるようになる。
コロンビアの著名な作家エクトル・アバド・ファシオリンセが、父親である医師エクトル・アバド・ゴメスの波乱の人生を綴った同名小説の映画化。
監督は『チコとリタ』(LBFF2011)、『ふたりのアトリエ ~ある彫刻家とモデル』(LBFF2013)などで知られるスペインの巨匠フェルナンド・トルエバ。 『しあわせな人生の選択』、『「僕の戦争」を探して』(LBFF2014)、『アイム・ソー・エキサイテッド!』(LBFF2013で来日)や、Netflixの人気シリーズ『ナルコス シーズン3』に出演するなど、世界的に活躍するハビエル・カマラが、医師エクトルを演じている。[注:オープニングでの劇場上映のみ]
息子の面影 Sin Señas Particulares
監督:フェルナンダ・バラデス/出演:メルセデス・エルナンデス、ダビ・イジェスカス、フアン・ヘスス・バレラ/2020年/ドラマ/メキシコ・スペイン/95分
辺境の地から仕事を求めて旅立った息子の安否が分からず、母親が懸命に足跡を追う。一方で、米国から強制退国となった青年は故郷を目指し、ふたりの歩みが交差する…。
国を出る者と戻る者。それぞれの思いが交錯する「道」を舞台にした巡礼の物語。
バラデス監督によれば本作の構想開始は2012年に遡る。国に蔓延する恐怖と矛盾を描くと同時に、荒涼とした景観を背景に詩情も盛り込まれている。一方で本作は抵抗の物語であり、人間存在に意味を見出す物語でもある。「たとえ存在すること自体がその意味であったとしても」と監督は希望を残す。長編監督1作目にして見事サン・セバスティアン映画祭オリソンテス賞を受賞した。
老人スパイ El Agente Topo
監督:マイテ・アルベルディ/2020年/ドキュメンタリー/チリ・アメリカ・ドイツ・オランダ・スペイン/84分
探偵事務所が80歳を超えた男性の求人を出すと、妻を亡くし、新たな生きがいを探していたセルヒオが採用される。業務内容はなんと老人ホームの内偵。セルヒオはスパイとなって老人ホームに「入居」するが…。アルベルディ監督は、探偵業の取材を進めるうちに、依頼の多くがコミュニケーション不足と不信によるものだと知り、不信がはびこる社会に疑問を抱くようになったという。入居者の親族が老人ホーム内の扱いを知ろうとする依頼は多く、監督はその不毛さに失望する一方、入所者の人間関係に興味を持ち本作が生まれた。スパイとは明かさずにホームから許可を得て3か月間撮影。「鑑賞後に、親や祖父母に連絡したいと思ってもらえたら」と監督は語っている。サン・セバスティアン映画祭観客賞・最優秀ヨーロッパ賞受賞。
ビボス ―奪われた未来― Vivos
監督:アイ・ウェイウェイ/2020年/ドキュメンタリー/ドイツ/112分
2014年9月26日、メキシコのゲレロ州イグアラ市で起こったアヨツィナパ教員養成大学の学生43人集団失踪事件は世界に衝撃を与えた。
中国出身のアーテイストであり社会活動家としても知られるアイ・ウェイウェイは、世界を震撼させた事件の犠牲者家族や生き残ったクラスメート、人権団体へインタビューを敢行。犠牲者家族の悼みに寄り添いながら、汚職と暴力が蔓延するメキシコ社会の闇の深さに迫っていく。
エピセントロ ~ヴォイス・フロム・ハバナ~ Epicentro
監督・ナレーション:フーベルト・ザウパー/2020年/ドキュメンタリー/オーストリア・フランス/109分
南北アメリカの中心に位置する島国キューバは、政治的には社会主義と資本主義の争いに翻弄されてきた歴史がある。カメラは、時が止まったような古い街ハバナで暮らす人々のリアルな日常を追いながら、彼らの本音に迫っていく。巨大な国アメリカへの思いを語る子供たちの言葉や、彼らの誇りの高さが印象に残る。
2020年のサンダンス映画祭ワールドシネマ・ドキュメンタリー部門で最優秀賞受賞。監督は米国アカデミー賞のドキュメンタリー部門ノミネートなど、数々の映画祭で高く評価された『ダーウィンの悪夢』のフーベルト・ザウパー。
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ベネズエラ Once Upon a Time in Venezuela
監督:アナベル・ロドリゲス・リオス/2020年/ドキュメンタリー/ベネズエラ・イギリス・ブラジル・オーストリア/99分
ベネズエラの北西に位置するマラカイボ湖にある小さな集落コンゴ・ミラドールは、以前は、漁業を営む村人たちでにぎわっていた。しかし近年、石油によって湖が汚染されたことで、漁業で生計を立てることが難しくなり、人々の生活は荒んでいる。村の存続のために声を上げたのは左派政権を支持する村の有力者タマラ。一方、小学校教師のナタリは、学校運営に悩みタマラと対立する。また村の美少女コンテストに出場していた少女ジョアイニも、未来への希望を持てない日々を送っていた。立場の違う女性たちの目を通して、環境破壊や国政不安により村の生活が脅かされていく過程を追った社会派ドキュメンタリー。
原題:ABE
監督:フェルナンド・グロスタイン・アンドラーヂ
出演:出演:ノア・シュナップ | セウ・ジョルジ
2019年/アメリカ・ブラジル
11月20日(金)より新宿シネマカリテほか日本公開
https://abe-movie.jp/
ブルックリン生まれのエイブは、イスラエル系の母とパレスチナ系の父を持つ。文化や宗教の違いから対立する家族に悩まされるなか、料理を作ることが唯一の心の拠りどころだった。誰からも理解されないと感じていたある日、世界各地の味を掛け合わせて「フュージョン料理」を作るブラジル人シェフのチコと出会う。フュージョン料理を自身の複雑な背景と重ね合わせたエイブは、自分にしか作れない料理で家族を一つにしようと決意する。
監督はブラジル人のフェルナンド・グロスタイン・アンドラーデ。映画監督であり、YouTuberであり、新聞や雑誌の記者でもある彼が、自身の半生をベースに独自の視点で物語を紡ぐ。少年が料理を通じてアイデンティティーを探し出すという成長ストーリーは、多様性の時代でありながらも人々が分断されつつある世の中に向けた<希望のメッセージ>となる。
監督:フェリックス・ビスカレット
主な登場人物:カルロス・サウラ/カルロス・サウラ・メドラノ/アントニオ・サウラ・メドラノ/アンナ・サウラ・ラモン
2017年/85分
後援:駐日スペイン大使館/インスティトゥト・セルバンテス東京
11月21日(土)~12月4日(金)より新宿K’s cinemaほか順次公開
http://www.pan-dora.co.jp/sauras/
スペインが世界に誇る巨匠カルロス・サウラ。『サウラ家の人々』は、今年88歳になる彼と長男アントニオを筆頭にした7人の子どもたちとの交流を撮ったドキュメンタリー映画である。サウラは大好きな絵を描き、写真を撮り、華やかな恋愛遍歴も含めて、子どもたちと驚くほど率直に語り合う。カンヌ、ベルリン、ヴェネツィアの世界三大映画祭での受賞作や候補作多数と、自在に創造に励んだ巨匠は、私生活においても自由奔放だった。最も知られている相手は世界的名優チャップリンの娘、ジェラルディン・チャップリン。息子も授かっている―。
※同時上映 カルロス・サウラ監督特集『カラスの飼育』『J:ビヨンド・フラメンコ』『フラメンコ・フラメンコ』『ブニュエル~ソロモン王の秘宝~』
【日時】 2020年11月21日(土)13:30~15:00
【講師】 松本 剛 (山形大学准教授)
【テーマ】 「シカン支配下のモチェ」
【ご注意】 レコ-ディング(録音)・引用等は不可
【受講料】 以下のアンデス文明研究会 HP ご参照
https://andesken.jimdofree.com/
【オンライン講座ご参加の方法】
上記の年会費・受講料の支払いの方へは(受領確認後)、受講日の2日前までに講座参加のためのInvitationのURL及びID・パスワ-ドをお知らせするので、振込次第、メ-ルで 下記 宛てにご連絡をお願いします。
Mail To: andesken55@gmail.com Cc: kazum.mori@nifty.com
中米のエルサルバドルでは、昨年2月の大統領選挙で「国民統合のための大連合」 (GANA)から出馬したナジブ・ブケレ氏が第一回投票で過半数の得票を得て、1992年の内戦終結後続いてきた右派(国民共和同盟ARENA)、左派(ファラブンド・マルティ民族解放戦線FMLN)による二大政党政治に終わりを告げました。同年6月に就任し、任期は5年です。
ご講演いただく樋口和喜大使は、3年3か月の任期を終えて10月にご帰国されたばかりです。大使には、昨年の4月に、一時帰国されたおり、同国の内政、外交、経済政策の見通しやビジネス機会につきお話し頂き、この中で選出されたばかりのブケレ大統領についても言及され、ご好評を得たところです。
プケレ政権が発足してから一年半近くが経過し、国内外には強権政治との批判もあり、IMF(国際通貨基金)からは新型コロナウイルスCovid-19などによる経済への影響がラテンアメリカ域内でも最も深刻な国の一つとして挙げられています。その一方で、治安の改善による殺人数の劇的な減少や大統領選でも駆使していたソーシアル・メディアによる国民への直接発信を武器に、そのフォロワー数も大統領就任当時の50万から200万を超え、現在も約93%という高い支持率を国民から得ています。
こうした現象をどう読むかは、エルサルバドルの現状と今後の展望を考える上で示唆に富むものとなるほか、米中対立など激変する世界情勢のなかで、中米地域を捉えるヒントをいただけるものと存じます。また、社会経済の課題に言及される中で、その対処策に伴うビジネスの可能性にも触れていただけるとの事です。皆様、是非奮ってご参加ください。
日時 | 2020年 11月26日(木)15:00~16:30 |
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会場 | ZOOMによるオンライン会議 |
講演題 | 「エルサルバドル ブケレ政権1年の軌跡」 |
講 師 | 樋口 和喜 前駐エルサルバドル日本国特命全権大使 |
参加費 | 会員:無料、非会員:1,000円、大学院・大学生:無料 |
申込期限 | 2020年11月19日(木) |
お申込み
URL:https://latin-america.jp/seminar-entry
【お問い合わせ】
<ラテンアメリカ協会>
〒100-0011東京都千代田区内幸町2-2-3 日比谷国際ビル120A
Tel: 03-3591-3831 Fax: 03-6205-4262
E-mail: info@latin-america.jp
【海外移住資料館】オンライン講演会「いちばん遠くていちばん近い、ブラジルの日系社会-住んでみた印象は?他国とどこが違う?コロナ禍の今は?-」
日時 | 2020年11月26日(木曜日)19時00分~20時10分(日本時間) |
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会場 | オンラインアプリZoomによるウェビナー |
主催 | JICA横浜 海外移住資料館 |
講師 |
門倉孝行(かどくらたかゆき)氏(元ブラジル企画調査員<ボランティア事業>) 水野晴佳(みずのはるか)氏(JICA海外協力隊OG、JICA横浜専門嘱託) |
定員 | 100名(先着順) |
対象 | ご興味のある方どなたでも |
参加費 | 無料 |
世界で最も遠い国の一つでありながら、世界で最も多くの日系人が住む国、ブラジル。
1908年、サントス港に日本人移民が降り立ってから110年以上の歴史を経て、日本にルーツを持つ約200万もの人たちがブラジルの各地に根を張り、暮らしています。
今回のオンライン講演会では、2名の講師にブラジルの日系社会を語っていただきます。
まず、元ブラジル企画調査員(ボランティア事業)の門倉孝行さんに、業務を通して関わったブラジル日系人や日系団体の特徴、印象などを、メキシコやドミニカ共和国など豊富な中南米駐在経験をふまえてお話しいただきます。また、今年8月まで現地におられた同氏には、コロナ禍のブラジルの現状もご報告いただきます。
次に事例紹介として、サンパウロ州ノロエステ(北西)地方の「リンス慈善文化体育協会」でJICA海外協力隊活動に携わった水野晴佳さんに、リンスの日系移民史や現在の日系人の暮らし、「青少年活動」職種でのボランティア活動の様子などをご紹介いただきます。
〇申し込み方法
jicayic_jomm_info@jica.go.jp 宛てに、「移住資料館講演会(11/26)参加」の件名で、1~3の項目を明記して、Eメールでお申し込みください。
1. 氏名
2. メール・アドレス
3. 高校生/大学(院)生/教員/一般などの別
当日使用するZoomのURLは、イベント開催日の1営業日前にご連絡いたします。
もし届かない場合は、お手数ですが、問合せ先までご連絡願います。
お問い合わせ:
JICA横浜 海外移住資料館
電話番号:045-663-3257
Eメール:jicayic_jomm_info@jica.go.jp
https://www.jica.go.jp/yokohama/event/2020/201126.html
「アナワク・ケレタロ大学&グアダラハラ大学&明治大学などによるオンライン・国際シンポジウム
“México y Japón: Retos y oportunidades en la economía, industria y diplomaciahacia el mundo postcovid ”」
11月27日(日本時間23時20分、メキシコ朝8時20分)
Tema: REUNION INTERNACIONAL
Hora: 27 nov 2020 08:00 AM Ciudad de México Unirse a la reunión Zoom
<OOM URL>
https://us02web.zoom.us/j/84728028198?pwd=dElvbmZSSFpLVlpIU1Y4S2o4MHcrQ
ID de reunión: 847 2802 8198
Código de acceso: YYg3AG
ブラジル映画『バクラウ 地図から消された村』
原題:Bacurau
監督:クレベール・メンドンサ・フィリオ監督
出演:ソニア・ブラガ、ウド・キア、バルバラ・コーレン、トマス・アキーノ
2019年製作/131分/ブラジル・フランス
11/28(土)よりイメージ・フォーラムほかで日本公開
http://klockworx-v.com/bacurau/
村の長老である老婆カルメリータの死をきっかけに故郷の村バクラウに戻ったテレサ。しかしその日から村では不可解なことが次々に起こり始める。突然、村はインターネットの地図上から姿を消し、上空には正体不明の飛行物体が現れる。村の生命線である給水車のタンクに何者かが銃を撃ち込み、村外れでは村人が血まみれの死体で発見される。めったに現れないはずの他所者の来訪、それは血で血を洗う暴力と惨劇の幕開けだった。
ブラジル片田舎の村バクラウで起こる不可解な出来事と暴力の災禍ーー貧困、格差、そして政治によって主導される同胞たちの分断。
前作『アクエリアス』で世界最高峰のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出され、その年の映画界を席巻したブラジルの俊英クレベール・メンドンサ・フィリオ監督が本作で描くのは、現代に警鐘を鳴らす暴力に彩られた寓話的世界。
再び挑んだカンヌ国際映画祭では、審査員賞を受賞しブラジルに初めての栄冠をもたらした。更にはジャンル映画の祭典シッチェス・カタロニア国際映画祭でも監督賞を含む3冠を達成した。
【再放送】ハイビジョン特集「古代アンデス“第五の文明”~ペルー・カラル遺跡~」
NHK BSプレミアム 11月30日(月)午後4:12~午後5:41(89分)
四大文明と同時期、日本の縄文時代ごろに南米ペルーで栄えた「古代アンデス文明」の調査が進んでいる。2009年に世界遺産に登録されたカラル遺跡は、巨大なピラミッドが建ち並ぶ、南北アメリカで最古級・最大規模の遺跡。最近、鮮やかな装飾壁画を持つ同時代のベンタロン遺跡も発見。ピラミッドはなぜ造られたのか? 人々の宗教や文化、暮らしは? なぜ戦争がなかったのか? 南米で花開いた、もう1つの古代文明の謎に迫る。
https://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2020-11-30&ch=10&eid=20090&f=3599
出版記念講演:マルティン・ルイス・グスマン『ボスの影』&バリェ゠インクラン『独裁者ティラノ・バンデラス 灼熱の地の小説』
2020年12月2日(水)18:30-
言語:日本語・スペイン語(日本語の逐次通訳あり)
於:インスティトゥト・セルバンテス東京
詳細・申し込みは下記をご覧ください。
https://sombra-del-caudillo.peatix.com/view
メキシコ革命収束から間もない時代を描いた小説の白眉ともいえる『ボスの影』、その作者のマルティン・ルイス・グスマンと、独裁者小説の先駆的作品である『独裁者ティラノ・バンデラス 灼熱の地の小説』の作者ラモン・デル・バジェ=インクランは、その他の名だたるスペイン語圏文学者とともにホテル・レヒーナ・デ・マドリードに集い談議に花を咲かせました。今回は、『ボスの影』と『独裁者ティラノ・バンデラス』の日本語版訳者である寺尾隆吉氏、そして大楠栄三氏、またグレゴリー・サンブラーノ氏をお招きし、それぞの邦訳の紹介や1920年代後半のマドリードの文壇についてお話頂きます。
また、映画版『ボスの影』のいくつかのシーンも特別に上映します。
拝啓、時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素より当協会の諸活動に対し格別のご支援とご協力を賜り厚く御礼申しあげます。
新型コロナ感染症は、世界の人々の生活や社会・経済に深刻な影響を与えており、冬場に入る欧米での感染の再拡大はこの感染症の対策の難しさを改めて浮き彫りにしています。また、米国大統領選挙は終了したものの、社会の分断を一層際立たせた結果は、米国に留まらず世界情勢への不安要因となっており、米中対立の今後も気になるところです。
こうした中でも南米の非鉄事業は変化しています。新型コロナ感染症の世界経済への影響に対する懸念から、本年4月には、非鉄の市場価格がこの数年来で最安値を記録し、加えて主生産国チリを中心とする銅鉱山での新型コロナ感染者の急増に伴う生産縮小・供給減があり、その後の中国を中心とした需要の回復見込みから価格は堅調に推移しています。
今般、わが国の石油・天然ガス・鉱物資源等の安定供給を担う、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の細野 哲弘理事長ほか、村上 尚義石炭開発部石炭探査課長(前サンティアゴ事務所長)、片山 弘行資源探査部探査第1課長をお招きし、銅などベースメタル生産の主要地域である南米の鉱業事情に焦点を当て、現状、動向、および同機構の非鉄金属資源確保の取り組みなどについてご講演をいただく機会を得ました。皆様多数のご参加をお待ちしています。
日時 | 2020年12月4日(金)14:00~15:30 |
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会場 | ZOOMによるオンライン会議 |
講演題 | 「非鉄を中心とする南米の鉱業事情」 |
講 師 | 石油天然ガス・金属鉱物資源機構 細野哲弘 理事長(冒頭挨拶) 同 村上 尚義石炭開発部 石炭探査課長(前サンティアゴ事務所長) 同 片山 弘行資源探査部 探査第1課長 |
参加費 | 会員:無料、非会員:1,000円、大学院・大学生:無料 |
申込期限 | 2020年12月2日(水) |
お申込み
URL:https://latin-america.jp/seminar-entry
【お問い合わせ】
<ラテンアメリカ協会>
〒100-0011東京都千代田区内幸町2-2-3 日比谷国際ビル120A
Tel: 03-3591-3831 Fax: 03-6205-4262
E-mail: info@latin-america.jp