神戸大学経済経営研究所ラテンアメリカセミナーとブラジリア大学グローバルスタディズセンターは日本ブラジル関係に関する”Brazil—Japan Cooperation: From Complementarity to Shared Value” (Springer社)の出版を記念し、Book Launch Seminarをオンラインで開催します。この本は、日本学術振興会とブラジル教育省高等教育評価支援機構(CAPES)の支援を受けて行われた同センター教員が所属するブラジリア大学国際関係学部(IREL-UnB)と日本のブラジル研究者の共同研究の成果です。日本側は浜口伸明(神戸大学)、子安昭子(上智大学)、山崎圭一(横浜国立大学)、河合沙織(龍谷大学)、舛方周一郎(東京外国語大学)が参加し、各章は両国の研究者による共著論文です。
この本のテーマは、技術・資本力と天然資源という強い相補性に基づいて発展してきた日本ブラジル関係が、両国の経済・社会構造の変化を受けて、新たな地平を切り開くために共有する価値を共に創造してゆくパートナーとして発展する転換の視点です。各章では、地球環境、グローバルヘルス、アフリカを念頭に置いた国際開発といったグローバルな課題での協力や、日系人定住化から学ぶ多文化共生社会への課題や、格差社会ブラジルに必要な質の高い労働創出に資する日本のカイゼンの概念の普及などの二国間関係が取り上げられています。
セミナーでは江口雅之JICAブラジル事務所長からのご挨拶、林禎二駐ブラジル大使のご講演に続いて、オンラインで日本とブラジルから執筆者が各章の主な内容をご紹介します。使用言語は英語/ポルトガル語混合のバイリンガル仕様となります(通訳はありません)。皆様のご参加をお待ちしております。
ライブ配信日時:2023年1月27日(金)21:00~23:45(日本時間)
ウエビナーURL(参加費無料・事前申し込み不要)
https://www.youtube.com/@centrodeestudosglobais8459
本は出版社HPよりダウンロード(無料)、あるいは印刷本の購入(有料)が可能です。
https://link.springer.com/book/10.1007/978-981-19-4029-3
お問合せ
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https://www.facebook.com/estudosglobais/
ジェトロでは、中南米地域の最新政治経済動向などを現地所長が解説するウェビナーを開催します。
今回の中南米の所長ウェビナーは前編・後編に分けて開催します。前編(メキシコ・コロンビア・ペルー編)を1月24日(火曜)、後編(ブラジル・アルゼンチン・チリ編)を2月1日(水曜)に開催します。
米中摩擦の影響で米国市場ニアショア拠点として注目を集めるメキシコ、2022年8月に左派政権が誕生したコロンビア、2022年12月に大統領が罷免され新政権が誕生したペルー。2023年はいずれの国も政治・経済の行方から目を離すことができない年になります。他方で、コロナ禍を経て発生している世界的な供給制約やインフレの台頭、そして世界的な脱炭素化の流れの中で、各国の経済と産業はどのような影響を受け、今後いかに変化していくのか。本ウェビナーではこうした点について、現地にいるか
らこそ分かる視点に基づき解説します。
オンラインの強みを活かし、現地の所長とライブで繋いでお届けしますので、講演後に直接ご質問いただくことも可能です。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
※本ウェビナーは日本国内の方のみを対象とさせていただきます。
〇ライブ配信日時:
【前編(メキシコ・コロンビア・ペルー編)】
2023年1月24日(火曜)10時00分~12時00分 *日本時間
【後編(ブラジル・アルゼンチン・チリ編)】
2023年2月1日(水曜)10時00分~12時00分 *日本時間
〇場所:オンライン開催
〇受講料:有料
ジェトロ・メンバーズ:1口につき先着1名様まで無料
〇詳細および申込方法:以下のイベントページをご参照ください。
前編:
https://www.jetro.go.jp/events/ora/6b74b474f45f5a76.html
後編:
https://www.jetro.go.jp/events/ora/610d1c0b467b580f.html
〇お問い合わせ
ジェトロ海外調査企画課・セミナー/ウェビナーチーム
Mail:oraseminar@jetro.go.jp
Tel:03-3582-5189(受付時間:9:00-12:00、13:00-17:00 土日祝除く)
ジェトロ・アジア経済研究所のラテンアメリカ情報分析誌『ラテンアメリカ・レポート』の最新号Vol.39, No.2が、学術誌の電子プラットフォームJ-STAGEで公開されます。今号では論稿4本、現地報告1本、資料紹介4本を掲載し、下記サイトにて「1月31日」より無料でご覧いただけます。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/latinamericareport/-char/ja
また、論稿3本と現地報告1本に関して、執筆者自身が概要を解説するオンライン講座「ラテンアメリカ諸国が選択した道」を開催します。皆様のご参加をお待ちしています。
最新号と講座の詳細およびお申込みは、下記サイトをご覧ください。
https://www.ide.go.jp/Japanese/Event/Seminar/230202.html
開催日時 2023年2月2日(木)10:30~11:45 (日本時間)
会場 オンライン(ZOOMビデオウェビナー)
講演内容・講師
10:30~『ラテンアメリカ・レポート』Vol.39, No.2の概要の紹介
近田亮平(アジア経済研究所)
10:35~「チリの2022年新憲法案はなぜ国民投票で否決されたのか」
三浦航太(アジア経済研究所)
10:45~「コロンビアにおける初の左派政権誕生」
柴田修子(同志社大学)
10:55~「2022年コスタリカ国政選挙とロドリゴ・チャベス新政権」
尾尻希和(東京女子大学)
11:05~「ロペス・オブラドール政権の治安政策、国家警備隊と軍の関係」
北條真莉紗(在メキシコ日本国大使館)
11:15~ 休憩
11:25~ 質疑応答
お申込み締め切り 2023年1月31日(火)13:00
参加費 無料
問合せ先:ジェトロ・アジア経済研究所 研究推進部 研究イベント課
Tel:043-299-9536 Fax:043-299-9726
メキシコ文化フェア
日時:2月4日(土)10:30-16:00
会場:千代田区内幸町ホール
入場無料
メキシコと日本の外交樹立135周年記念イベント『メキシコ文化フェア』では、ルチャドールのウルティモ・ドラゴン氏によるトークショー含め、メキシコ文化を体感できる様々な催しが開催されます。
詳細は下記をご覧ください。
1.オンライン・セミナー「多文化共生・日本社会を考える」連続シリーズ第17回案内サイト
https://www.jica.go.jp/regions/america/plaza/event/20230112.html
2.過去の連続シリーズについてお知らせ
(1)2022年5月に実施した第9回セミナーの録画映像がJICAのYouTubeでご覧いただけるようになりました。
JICAオンライン・セミナー「多文化共生・日本社会を考える」連続シリーズ第9回「2021年度・可児市とJICA日系サポーターの挑戦」-その成果は?-
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=aI3KLBv2DYk
(2)2022年6月に実施した第10回セミナー「私たちはここにいる!日本育ちの日系ブラジル青年によるアパレルブランド発信の挑戦」に関し、JICAの広報ウェブマガジンに取り上げられました。SDGs達成に貢献する多彩な取り組みとの位置づけです。
目標達成に貢献する多彩な取り組み|JICA MAGAZINE | 広報誌 JICAマガジン
https://jicamagazine.jica.go.jp/article/?id=202302_7f
3.JICA中南米部 計画・移住課からのお知らせ
JICAの移住者支援事業、日系社会との連携事業 | 各国における取り組み
https://www.jica.go.jp/regions/america/support.html
JICAオンライン・セミナー「多文化共生・日本社会を考える」連続シリーズ | 各国における取り組み
https://www.jica.go.jp/regions/america/online_seminar.html
株式会社国際社会経済研究所(以下IISE)は、2022年4月より、経済安全保障分野への取り組みを新たに開始し、同時に、未来への市場戦略を提示するThought Leadership活動をポートフォリオに加え、新たなマネジメント体制の下で活動を開始しています。
本フォーラム(参加無料/事前登録制)では、これらの活動の一環として、持続可能な社会の実現を阻むグローバルリスクや課題、その解決に必要となる変革について、経済安全保障、マクロ経済、カーボンニュートラル、スマートシティなど様々なテーマで有識者の皆様と知を重ね合わせる議論の場を持ち、その方向性となるベクトルを創発していきます。
「基調講演」では、米国・戦略国際問題研究所(CSIS)のクリストファー・ジョンストン氏、「経済セッション」では、日本を代表するシンクタンクの有識者の方々と、経済安全保障と経済両面から日本の将来について議論します。「ブレイクアウトセッション」では、国際社会が注目するリスク、また、少子高齢化や地域活性化など日本の抱える社会課題と向き合い、産官学より有識者をお招きし、課題解決に向けた道筋を探るディスカッションを行います。
本フォーラムの詳細、及び参加申込は「IISEフォーラム2023特設サイト」からお願いします。
https://event-info.site/iise/forum2023/?utm_source=default&utm_medium=medium_1_iise_forum2023&utm_campaign=iise_forum2023
<IISEフォーラム2023概要>
IISEフォーラム2023 「知の共創で導く、新たな市場ビジョンと経済安全保障」
【開催概要/日程】
ライブ配信 2023年2月10日(金)13:00-16:30
オンディマンド配信 2023年2月13日(月)~3月10日(金)
【開催形式】
オンライン開催
※事前申込制参加無料
※ご登録いただいた方に事前にアクセスURLをお知らせします
【申込期間】
2022年12月1日(木)~2023年2月9日(木)18:00
【内容】
〇開会のご挨拶 (13:00-13:20)
株式会社国際社会経済研究所 理事長 藤沢 久美
〇基調講演(日英同時通訳) (13:20-14:05)
“The Essential Partnership: U.S.-Japan Relations and the Future of the Free and Open Indo-Pacific”
「かけがえのない協力関係:日米関係と自由で開かれたインド太平洋の未来」
CSIS/戦略国際問題研究所
Senior Adviser and Japan Chair/上級顧問兼ジャパン・チェア
Mr. Christopher Johnstone/クリストファー・ジョンストン氏
〇マクロ経済セッション (14:05-14:55)
「世界経済の未来」
丸紅株式会社 執行役員 経済研究所長 今村 卓氏
株式会社ニッセイ基礎研究所 研究理事 伊藤 さゆり氏
株式会社大和総研 主席研究員 齋藤 尚登氏
株式会社日本総合研究所 理事長 翁 百合氏
〇ブレイクアウトセッション (15:00-16:10)
「防災とカーボンニュートラル」、「未来をつくるパーパス都市経営」、「誰一人取り残さない-情報アクセシビリティとデジタルヘルス」、「スポーツが牽引するスマートシティと地域創生」等、産官学より有識者をお招きし、課題解決に向けた道筋を探るディスカッションセッション
<お問い合わせ>
IISEフォーラム2023に関するお問い合わせは、下記の事務局までご連絡ください。
お申し込み受付を目的としてお客様の個人情報を弊社の業務委託先に預託しております。あらかじめご了承ください。
【IISE フォーラム 2023 事務局】
e-mail: iiseforum2023@ev-info.jp
【日 時】 2023年2月18日(土) 13:30~15:00(時差の関係で時間変更の可能性あり)
【講 師】 塚本 憲一郎(カリフォルニア大学リバーサイド校准教授)
【テーマ】 「エル・パルマール王朝史と2022年王宮発掘の成果報告」
【場 所】 Zoom オンライン形式
【ご注意】 レコ-ディング(録音)、写真撮影・引用等は不可
【受講料】 以下のアンデス文明研究会 HP ご参照
https://andesken.jimdofree.com/
【オンライン講座ご参加の方法】
2022年度の年会費・受講料の支払いの方へは(受領確認後)受講日の2日前までに講座参加のための Invitation のURL及びID・パスワ-ドをお知らせするので、振込次第、メ-ルで下記宛てにご連絡をお願いします。
【参加申込メール送付先】
To: andesken55@gmail.com
Cc: kazum.mori@nifty.com
米州開発銀行(IDB)では、2月22日(水)9:00(日本時間)より、弊行ソーシャルセクター(社会局)により発表されたレポート「ラテンアメリカとカリブの高齢化:高齢者に対する社会保障と生活の質」に関するウェビナーをオンライン形式で開催いたします(日英韓同時通訳付)。
本レポートは、近年、LAC 地域で進展する高齢化に焦点を当て、現状の分析とあわせて高齢者の生活の質を維持するための社会保障及び制度構築について、財政面も含めて考察し、今後の指針を提示するものです。
IDB の社会局では、高齢化の進展という課題を共有する日本の経験を今後の LAC 諸国への支援に活かしたいと考えており、今般ウェビナーを開催する運びとなりました。
ぜひ皆様にもご参加いただきたく、ご案内申し上げます。
案内状:IDBウェビナーご案内「ラテンアメリカとカリブの高齢化:高齢者に対する社会保障と生活の質」[PDF]
日 時: 2023年2月22日(水)午前 09:00~10:00
主 催: 米州開発銀行(IDB)アジア事務所
言 語: 日本語及び英語(日英韓同時通訳付)
参加費: 無料
実施方法: Zoom によるウェビナーにて開催
申込み: 2月21日までに下記よりお申し込みください。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_VqRjuhr4T_O9bo-LbetUnQ
その他: IDB社会セクター局によるレポート「ラテンアメリカとカリブの高齢化:高齢者に対する社会保障と生活の質」は以下リンクよりダウンロード可能です。
https://publications.iadb.org/en/aging-latin-america-and-caribbean-social-protection-and-quality-life[1]older-persons
問い合わせ: IDB アジア事務所 笠井( merik@iadb.org / 03-6756-7549)
講師ご都合で急遽中止となりました
「インカ固有の祭りもやがて征服者に禁止され」
神話によれば、インカ最初の皇帝マンコ・カパックとその兄弟たちは太陽神インティから上質な金で作られた魔法の杖を与えられ、「杖が地に沈む土地」へ行き、そこに太陽の神殿を築くよう、導きを受けたという。その杖はウルバンバの谷付近、クスコに沈み、かの地はインカ文明最初の都市となったとされる。インカの皇帝は太陽神の子として崇められたのである。古代において神は人間に全てを与える全能の存在であった。インカにおいてはそれが例えば太陽神インティであり、また大地から全てを生み出す女神パチャママであった。祭政(さいせい)一致の言葉通り、古代の祭りは豊饒(ほうじょう)を祈願すると同時に、地上の支配者である王と、神又は神の栄光を同一視させ、その権威を高める壮大な舞台でもあった。
インカの祭り「インティ・ライミ」での「インティ」は太陽又は太陽神、「ライミ」は祭りを意味している。文字を持たないインカ文明においては民衆に王の権威を可視化する祭りと様々な儀礼は特に重要であった。ミイラもまた祭りの際は供物(くもつ)が供(そな)えられ崇拝された。インカ文明の様々な祭りと儀礼を今回俯瞰(ふかん)してみたい。
「世界古代文明の謎を探る」(70)_松本亮三東海大学名誉教授比較文明学会副会長[PDF]
主 催 アストライアの会 協 力 日本ペルー協会 日本セカンドライフ協会
ゲスト 松本亮三さん 東海大学名誉教授 比較文明学会副会長
日 時 令和5年2月25日(土)午後2時から5時
会 場 豊島区イケビズ美術室(5階)
道 順 池袋駅西口又は南口より消防署先き徒歩約9分
費 用 お茶代込み参加費二千円
備 考 画像を見ながらお話し。後半はゲストを交えたお茶会です。
連絡先 TEL049(258)3218 松原まで info@asutoraia.com
ラテンアメリカ探訪 第184回例会「アンデスのコカ、パンパのマテ:南米原産の嗜好品から広がる世界」(オンライン)
日時:2023年2月27日(月) 開場午後6時50分 開会7時(終了9時過ぎ)
Zoomによるオンラインイベント
話者:井垣昌
参加費=500円
詳細は下記をご覧ください。
https://tambo-latino184.peatix.com/
南米原産のコカとマテの葉は、それぞれアンデス地方とパンパ地方の先住民により嗜まれてきましたが、互いに似て非なる歴史を歩んできました。コカの葉は、アンデス地方の信仰、医療、社会的紐帯や伝統行事の必需品とされています。また欧米では、「強壮薬の王、王の強壮薬」、万人の万能薬を象徴するものとして大流行した背景があります。マテの葉は、パンパ地方の伝統的なお茶として親しまれています。イエズス会やガウチョが普及に関わった歴史があり、日本では、「太陽のマテ茶」により飲むサラダとして認知度が高まりました。今回は、これら2つの嗜好品の現地での素顔に触れるとともに、欧米や日本との関わりについても見ていきます。
【開催案内】JCM 資金支援事業シンポジウムウェビナ~JCM パートナー国拡大で加速する脱炭素への移行~ (日本国環境省、公益財団法人地球環境センター(GEC)共催)
日本環境省及び公益財団法人地球環境センター(GEC)は、2023年3月1日(水)に「JCM 資金支援事業シンポジウム(2022 年度)~JCM パートナー国拡大で加速する脱炭素への移行~」を開催します。
JCMとはJoint Crediting Mechanismの略で、日本政府によるJCM資金支援事業を通じてパートナー国と協力して温室効果ガスの削減に取り組み、削減の成果(カーボンクレジット)を両国で分け合う制度です。事業概要はこちらをご覧下さい。⇒ https://gec.jp/jcm/jp/about/
日本はこれまでメキシコ、チリ、コスタリカを含む25か国との間でJCMを実施するための二国間文書に署名しています。政府はパートナー国は約30か国まで増やす方針を掲げております。
【開催要領】
開催日時:2023年3月1日(水)13:00~15:10(日本時間)
プログラム(ウェビナー登録含む): https://gec.jp/jcm/jp/news/jcm2022symposium_info/
会場:Zoomにてご視聴ください。(事前申込時にご登録いただいたメールアドレス宛にリンクを送付いたします。)
主催:日本環境省、公益財団法人地球環境センター(GEC)
言語:日本語のみ
参加費:無料
【ご参考:JCM専門ビジネスマッチングサイト】ビジネスマッチング/JCM Global Match登録
【トピックス】
本シンポジウムでは、下記についてご説明あるいはご紹介をいたします。
- 2023 年度の JCM 設備補助事業(パートナー国が増え、クレジット配分がかわります)
- 新設される水素等新技術導入事業
- UNIDO-JCM、ADB JF-JCM(利子補給式からグラント式に代わりました)
- JCM 設備補助事業の好事例
日本で増えつつある海外からのさまざまな移住者の背景について理解を深めるため、JICA 緒方研究所とJICA横浜 海外移住資料館は「2022年度移住史・多文化理解オンライン講座」を共催します。日本に暮らす人々の中には、さまざまな外国のルーツを持つ方々がいます。しかし、そのことはあまり知られていません。多文化共生とは、まずは「他者」を理解しようと努めることから始まるのではないでしょうか。本講座では、国境を超える人々がどのような思いで移動し、どのような生活を送ってきたのか、その歴史や社会背景の理解を通じて、多文化共生を共に考えていきます。本講座は、緒方研究所の研究プロジェクト「日本と中南米間の日系人の移動とネットワークに関する研究」の活動の一環として開催されます。また、南北アメリカへの日本人の海外移住の歴史を展示する海外移住資料館と共催し、過去・現在の海外移住の経験を見つめなおすことを目指しています。1~3月の全7回の講座を通じ、多様な移住者やその家族についてよりよく知るためのヒントをご紹介します。
■日時:
第5回 3月2日(木)18:30-20:00
タイトル:日本における難民受け入れ
スピーカー:石川 えり氏(認定NPO法人難民支援協会 代表理事)
第6回 3月7日(火)18:30-20:00
タイトル:アメラジアンという視点
スピーカー:野入 直美氏(琉球大学 人文社会学部人間社会学科 准教授)
第7回 3月14日(火)18:30-20:00
タイトル:多様化する人の移動と多文化共生
スピーカー:蘭 信三氏(大和大学 社会学部 教授、上智大学 名誉教授)
■会場:オンラインアプリZoomを使用
■司会:長村 裕佳子(JICA緒方研究所 研究員)
■主催:JICA緒方研究所・JICA横浜海外移住資料館共催
■申込み方法:各回JICA緒方研究所ホームページに掲載予定
■参加費:無料
■対象:どなたでも
■言語:日本語
お問い合わせ:JICA緒方貞子平和開発研究所(担当:長村)
メール:ditas-rsunit@jica.go.jp